《話し合いしない?》
8月6日、「X JAPAN」のYOSHIKIが、自身のXを更新。確執が取り沙汰されてきたToshlに対して、Xを通して、そう呼びかけた。もしかすると“決定的な亀裂”が修復されるかもしれない――。多くのファンが期待するのは当然のことだ。
「X JAPANは、2018年9月30日の幕張メッセでの無観客ライブを最後に活動を休止中で、2022年に結成40周年を迎えた際には、多くファンが期待を寄せたものの、復活はしませんでした」
そして2023年11月、思いもよらぬ形でYOSHIKIとToshlの“亀裂”が明らかになった。
「きっかけは、2023年10月29日にベーシストのHEATHさんが逝去したことです。11月28日に都内でおこなわれたHEATHさんのお別れ会には、X JAPANのメンバーであるYOSHIKI、PATA、SUGIZOのほか、約100人のバンド仲間が集結したのですが、Toshlさんの姿だけがありませんでした。Toshlさんからは供花もなかったことで、ファンや関係者の間で様々な憶測を呼ぶことになったんです」(音楽関係者)
2024年12月「女性セブン」はこのお別れ会について、Toshlが供花をせず、会場に足を運ばなかったのは、本人に知らされていなかったからであると報道した。
さらに、「女性セブン」の取材に対して、Toshlの事務所は「それら(注・HEATHさんの献花式、その後の集まり)に関する一切の連絡はありませんでした」と答え、お別れ会の発起人をつとめたYOSHIKIの事務所は「(Toshlに詳細が伝わっていないというのは)事実ではありません」と回答したというのだ。
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“Toshlがハブられた”報道の真相はいったいなんなのか。本誌は、HEATHさんの事務所「heath project」のスタッフから真相を聞くことができた。
「Toshlさんの事務所スタッフにメールでご連絡いたしましたが、お返事をいただけませんでした。ただ、そのことについては否定的にも残念にも思っておりません。深い悲しみのときに一人で過ごしたいなど、それぞれの追悼の仕方があると理解しております。
Toshlさんは、配信動画などでHEATHの曲を歌って追悼してくださっています。それはToshlさんにしかできない悼み方だったと思います」(スタッフ)
つまり、Toshlに連絡がいかなかったわけではなく、あくまでToshlなりの追悼をしていたというのだ。Toshl側はなぜ “呼ばれなかった” と嘘をついたのか。別の音楽関係者はこう語る。
「発起人の『YOSHIKIが直接連絡をくれなかった。ひどい人だ! 行かなかったToshlが悪いわけじゃないんだ』とファンに訴えたいだけなのでしょう」(前出・関係者)」
つまり、何者かがYOSHIKIを悪者に仕立て上げ、Toshlとのあいだに“亀裂”を生み出そうとしていると考えることもできるわけだ。
「今回のYOSHIKIさんの呼びかけを考えれば、HEATHさんの件でToshlさんが“ハブられた”事実はないものの、一方でToshlさんもX JAPANのメンバーとしてHEATHさんの死を悼んでいた……という一連の“真相”をYOSHIKIさんも理解したということではないでしょうか。あるいは、“嘘”をつくことでToshlさんをおかしな方向で弁護しようとした関係者に、目星がついたのかもしれません。
いずれにせよ、これで話し合いが進めば、“決定的な亀裂”と言われてきた両者の行き違いを元に戻せるかもしれません。少しずつ、雪解けが進んでいるということでしょう。そしてその先には、X JAPANの再始動……という未来もなくはない。多くのファンは固唾をのんで見守っていることでしょう」(芸能記者)
多くのファンを熱狂させたあの音楽が、もしかするともしかして……。
( SmartFLASH )