7月中旬、ネイビーの帽子に今風の丸メガネ。スタッフの指示でタクシーに乗り込む “ビジュつよ” のパンサー向井慧を発見。どうやら、都内で生放送の仕事を終えたところのようだ。
「向井さんは、お笑いトリオ・パンサーの “ブレーン” として活躍しています。グループで最年長の尾形貴弘さんと9歳差でありながら、うまくパンサーをまとめられているのは、向井さんの視野の広さと根回し力にほかならないでしょう。
最近では『有吉の壁』(日本テレビ系)のような王道お笑い番組から、『究極の恋愛決断ショー SPEC HOTEL』(TBS系)などの恋愛番組のMCまで幅広くこなし、引っ張りだこです。仕事にはストイックでとにかくいい人と評判です」(芸能記者)
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そんな業界内から高い評価をうける向井だが、ラジオ番組には特に力をいれているという。
「向井さんは中学生の頃に『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)を聴いて芸人を目指したという根っからのラジオ好き。
現在、『#むかいの喋り方 』(CBCラジオ)、『パンサー向井のチャリで30分』(ニッポン放送)、『パンサー向井の#ふらっと』(TBSラジオ)など合計3本の番組を持っています。
ファンからは、向井さんがやっている仕事のなかでラジオがいちばんおもしろいと評判です(笑)」(同前)
なかでも、『パンサー向井の#ふらっと』は局からも高く評価されている。
「同番組は、“ラジオの帝王” ともいうべき伊集院光さんの『伊集院光とらじおと』の後継番組です。向井さんは主婦層に人気があり、朝から落ち着いて聞けるとして評価が高いんです。それでいて、ギャラは伊集院さんの半額程度に抑えられるそうですからね。
麒麟・川島明さんより下の世代では、情報番組のMC候補として業界では真っ先に名前があがるぐらい、向井さんの “仕切り” のうまさは定評があります。スタッフに接する態度も高圧的でなく、非常にやりやすい。これほどの適任はいませんよ」(ラジオ関係者)
冒頭の場面では、忙しそうにタクシーに乗り込んで次の現場に向かった向井。TBSの “朝の顔” 麒麟川島に続けるか──。
( SmartFLASH )