1982年、オーディション番組『スター誕生!』(日本テレビ)に出演したことをきっかけに、1984年に歌手デビューした岡田有希子さん。デビューシングルはシンガーソングライターの竹内まりやが作詞作曲し、CMソングにもなった『ファースト・デイト』だった。
その後も『リトル プリンセス』『-Dreaming Girl- 恋、はじめまして』が大ヒット、たちまちトップアイドルになり、1986年1月にリリースしたシングル『くちびるNetwork』では自身初のオリコン・チャート1位を獲得した。だが、その3カ月後の4月8日に所属事務所の屋上から飛び降り、自ら命を絶ってしまった。享年18だった。
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8月22日は、岡田さんの誕生日である。この日、岡田さんの数々の楽曲をリリースしたポニーキャニオンからは、幻のラストシングル『花のイマージュ』を含む全7インチシングル9枚を収録したコンプリートBOXセットが復刻発売された。2024年は彼女のデビュー40周年に当たり、まさに「岡田有希子イヤー」である。
Xでは岡田さんの誕生日を祝福する声が寄せられている。
《ユッコさん 57th Birthdayおめでとう…》
《とっくに貴方の年齢は追い越してるけど。いつまでも憧れのお姉さんな感じです》
《岡田有希子さん、お誕生日おめでとうございます。あなたはいつも私たちの心の中にいます》
《38年前の花のイマージュが初アナログに 開封出来ん》
ファンはそれぞれの場所で故人を偲んでいるようだ。
「岡田さんは菊池桃子さん、荻野目洋子さん、吉川晃司さん、工藤夕貴さんらと同期でした。その前後の年にも多くのアイドルがデビューしていたことから、当時は『アイドル戦国時代』とも呼ばれていました。
岡田さんは『ステキの国からやってきたリトル・プリンセス』のキャッチフレーズそのままの、ピュアで愛らしいルックスから男女問わず人気になり、デビュー年の日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞しています」(芸能ライター)
死去から40年近く経過した今でも多くのファンの心に残る岡田さんは、まさに「永遠のリトル・プリンセス」である。
( SmartFLASH )