8月21日に放送された『くりぃむナンタラ』(テレビ朝日系)に、タレントのあのちゃんが出演した。
この日は「令和を代表するバラエティタレント」として、あのちゃんにフィーチャーした企画で、彼女の立ち振る舞いなどを熊田曜子、菊地亜美、そしてアイドルグループ「ME:I」のKEIKOとRINONが学ぶという内容だった。
番組冒頭で、その“新世代ぶり”を表わすかのように、くりぃむしちゅーの有田哲平が「苦手な芸能人は誰ですか?」と聞くと、あのちゃんは「ベッキー」と即答。さらに「最近のベッキー」と付け加えたのだった。
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芸能記者がこの発言について、こう話す。
「彼女とベッキーさんの“共演NG”騒動は有名です。自身の冠番組『あのちゃんの電電電波』(テレビ東京系)で『ベッキーさんと共演したからフォローしたけど、ミュートした。その理由は、(ポストが)しょうもないから』と発言したことをきっかけに、X上でベッキーさんも『共演NG』というワードを出して応酬したんです。
しかし、その後、2023年10月の『あののオールナイトニッポン0』(ニッポン放送ほか)にベッキーさんがゲスト出演した際に、互いに冗談、ネタとして盛り上がったということを明かしていたので、今では本気で捉える視聴者も少ないでしょう」
だが、あのちゃんの『くりぃむナンタラ』での発言を煽り気味に報じる媒体もあり、そのYahoo!ニュース記事のコメント欄では、こんな冷めた声が聞かれた。
《そもそもそんなにお互い怒って無いので普通に最初から仲良いです。結構外野が勝手に炎上して騒いでたみたいで当人達は驚いていたみたい》
《彼女は「苦手な」と聞かれたらベッキーだろうし「嫌いな」と聞かれたら「山里」と答えるのは定番だろう。相手も、承知の上でのプロレスなのに》
《ベッキー仕事なさそうだから、こういうこと言って世間の注目を向けさせてあげようっていうあのちゃんの優しさだね》
とはいえ、あのちゃんがそういった発言をしているのを知っているのは一部の視聴者だけだっただろう。
「最近のタレントは、SNSやYouTubeでの活躍が増えてきているためか、内輪ネタばかり繰り広げる人も多いですよね。まさに深夜ラジオのように、トークの背景を知らないと楽しめない内容が増えてきているように思えます」(前出・芸能記者)
おもしろさは大事だが、誤解が生まれない発言も心がけてみては――。
( SmartFLASH )