8月29日、デイリー新潮が報じた鈴木奈々の創価学会カミングアウト。
「8月6日、聖教新聞の1面『私の未来部時代』という連載第4回で登場。子供の頃から『祈りは絶対にかなう!』という母親の教えに従い、信仰を続けてきたと告白しました」(週刊誌芸能記者)
実際は、かなり以前から鈴木の“信仰”についての情報は広まっていた。創価学会が運営する「SOKAチャンネル」のVOD番組『奈々と綾菜のセキララ☆ズッ友トーク』に、加藤茶の妻でタレントの綾菜とともに出演。加藤夫妻も信者であることを公表している。5月以後、その動画は各地の会館などで上映されている。動画内で鈴木は「今の目標はちゃんと朝と夜にお題目をあげることなの」などと、“模範信者”としてコメントしていた。
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今回のカミングアウトには、納得の声や、過去に創価学会の会合に参加していたことを思い出す人など、Xでは様々なコメントが寄せられていた。
《やっぱりそうか》
《鈴木奈々は以前、好きな言葉が「冬は必ず春となる」とかで創価説が出ていたと思いますが、今では堂々と認めているのですね》
(※編集部注:「法華経を信ずる人は冬のごとし冬は必ず春となる」とは、創価学会が信奉する仏法を確立した、日蓮大聖人の言葉。創価学会公式サイトでも紹介されている)
《数年前、未来部の会合にサプライズゲストで来た鈴木奈々チャン。その時は「鈴木奈々チャンが今日の会合に来たこと、SNS等に載せないで」と念を押されたらしいですが最近はおおっぴらにしてますね。とうとう創価タレントとしてやってく覚悟を決めたのか》
鈴木のカミングアウトに注目が集まる一方、一部で浮かび上がっている“疑問”がある。鈴木の過去の仕事について、Xではこんな指摘がされているのだ。
《鈴木奈々って神社に入れんの?学会員じゃなかったっけ?》
じつは鈴木は、2019年9月24日、自身のインスタグラムで、23日に福岡県で開催された宮地嶽神社秋季大祭で、祭りのシンボルとなる「祭王」に扮した際の写真を公開しているのだ。さらに、2023年にもテレビ番組のロケで神奈川県の寒川神社、今年7月にも奈良の鴨都波神社でロケをしている。
創価学会の信者は、「ほかの宗教をお参りすることが出来ない」とも言われる。一部の記事は、「鳥居をくぐるのもタブーであり、修学旅行や初詣でトラブルになることもある」とも伝えているが……。現在、創価学会では、他宗教に対してはどのようなスタンスなのか。元信者に聞いてみた。
「昔は他の宗教を否定しており、神社仏閣への参拝は謗法(ほうぼう)、鳥居もくぐるなと教えられたことはあります。しかし、今はそこまで厳しくないみたいですから、鈴木さんの過去の神社でのお仕事も、特に問題ないのではないでしょうか」
創価学会のホームページを確認すると「イベントや冠婚葬祭に参加したり、宗教的建造物に訪れたりすることに神経質になりすぎる必要はありません。信仰の対象にしなければ、気にすることはありません」との記述が。これについて、元信者はこう続ける。
「頭を下げて参拝しなければセーフみたいなことは聞きましたね」
学会の教義も時代とともに変わっている様子。芸能部の仕事であれば問題ないのかもしれない。ネット上には「これくらい要領よく生きたい」とのツッコミも。鈴木の今の人気は、信心深さとともに要領の良さの賜物かもしれない。
( SmartFLASH )