10月27日、木村拓哉は、自身がパーソナリティーを務めるラジオ『木村拓哉 Flow』(TOKYO FM)で、17日に亡くなった西田敏行さん(享年76)を追悼した。その際の木村のある言葉が、ネット上で物議を醸している。
木村と西田さんは1998年のドラマ『織田信長 天下を取ったバカ』(TBS系)で初共演。その後も、2007年の日曜劇場『華麗なる一族』(同系)で共演するなど、2人が一緒に仕事をする機会はあった。
木村は、西田さんについて「常に笑ってくれてた。自分にはマネできない」と振り返りつつ、「ステキな先輩が現場で接してくれたことを忘れずに、自分もいろんな作品に向き合っていきたい」と俳優業への意気込みを語った。
最後に、「本当にたくさんの笑顔をありがとうございました。虹の橋を渡った向こう側ではきっと、好きな音楽を聞きながら、大好きなお酒だったりとか楽しんでいただきたいなと思いますね」と、思いを寄せた。
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西田さんとの思い出を噛みしめるように語る木村に心を打たれたファンも多かったことだろう。ただ、Xでは「虹の橋を渡った」という表現に違和感を覚える人がいるようだ。
《キムタクの虹の橋発言にギョッとするなと。素敵な表現ではあるけど、人間を悼むときに使うのは一般的でないよね…》
《50歳過ぎた大人の男性ならましてやタレントなら所作含め人から注意される前に調べなよ》
《虹の橋ってペットが旅立った時に使う言い方じゃなかったっけ?》
あきれる人の声も見受けられる理由に関して、芸能記者はこう語る。
「『虹の橋を渡る』は、飼っていたペットが亡くなった際によく使われる表現です。愛犬や愛猫が亡くなった飼い主が、『先日、〇〇(ペットの名前)が虹の橋を渡りました』といった形で使われますが、一般的に人が亡くなった時には使用しません。木村さんは2024年7月にInstagramのストーリーズで愛犬のヒカルくんが亡くなったことを報告しているので、この表現に慣れ親しんでいるのかもしれませんが、俳優として大先輩でもある西田さんを追悼する表現としては適切ではなかったでしょう」
木村は今年11月で52歳になる。1987年から芸能活動を始め、芸歴、年齢ともに“大御所”にあたると言っても差し支えない。ただ、近年の言動には不安も指摘されている。
「2023年9月7日の旧ジャニーズ事務所の性加害問題に関する会見後、木村さんはInstagramに『show must go on!』と、故・ジャニー喜多川氏の座右の銘を使用し、『問題を軽視している』とSNSで大炎上しました。
また、2024年8月29日には、台風10号が各地で大きな被害をもたらすなか、Instagramのストーリーズに自分の顔が大きく映った“自撮り写真”とともに『台風の動向が気になりますね…』と投稿し、批判の声があがりました。悪意はなくとも、近年は何気ないひと言が批判の対象になり得ます。今回の西田さんを悼む発言も、一歩間違えれば炎上していた可能性もありますね」(前出・芸能記者)
生前、誰に対しても優しい人柄で多くの人に愛された西田さん。木村の“間違い”も笑って許してくれることだろう。
( SmartFLASH )