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ビートきよし“パンパンに膨れた手”で体調不良を報告「一刻も早く入院して」医師が警鐘、命に関わる早期治療の重要性とは
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.12.05 14:41 最終更新日:2024.12.05 14:43
《すごい浮腫んじゃって直ぐ入院しないと命の保証出来ないとか言われたけど断って店きたので俺が生きてる間に店きてね》
12月2日、自身のXで体調不良を告白したのはお笑いタレントのビートきよしだ。あわせて、パンパンに膨れた左手を前面に出した写真を投稿した。2021年にも腎臓の難病であるネフローゼ症候群を患い、深刻な浮腫みと体調不良に見舞われて緊急入院した。
「きよしさんのツイートは、すぐに拡散され、ファンから体調を心配する声が続出しました。きよしさんは現在、神奈川県横浜市でカラオケパブ『スター☆場』というパブを経営しています。店を開けるために入院できないということのようですが、ファンのポストをうけてか、『なんかみんな心配かけてごめんね俺入院したら店どうしようとか考えなきゃいけないから今は嫌だけど病院はちゃんと行くよ』と投稿しました。前回の治療時にも、『適切な治療で回復しましたが、医師からは「もう少し遅れていたら命に関わっていた」との警告がありました』と明かしました」(芸能記者)
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浮腫みを放置することには、どんな危険性があるのか。五良会高輪白金クリニック理事長、五藤良将医師はこう語る。
「今回もネフローゼ症候群を再発したことが疑われる状況にあります。ネフローゼ症候群は、尿にタンパクがたくさん出てしまうために、血液中のタンパクが減り、その結果浮腫みが出てしまう病気です。これを放置すると、腎臓の機能が低下し、体に余分な水分が溜まることで肺や心臓に浮腫みが到達し、呼吸困難や心不全を引き起こす可能性があります。
さらに、浮腫みの原因が腎臓だけでなく、心不全や肝不全である可能性もあります。いずれにせよ、これらの疾患は進行すれば突然死のリスクがあります。特に今回のように浮腫みが足だけでなく上半身に広がっている場合は、血液や臓器の働きが著しく乱れている証拠です。これは緊急治療が必要なサインだと考えてください。
きよしさんには、一刻も早く入院して治療を開始していただきたいです。医師の指示に従い、早期の入院治療を受けることで、回復の可能性が高まり、今後の活動に前向きに取り組むことができます」
きよしのXでは、12月4日現在まで入院したという報告はない。少しでも早くファンが安心できる状況になるといいけれど……。
取材/文・吉澤恵理(医療ジャーナリスト)
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