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大村崑「眼鏡コレクション」は300本! 「たまには助言に耳を傾け、冒険せなあかんね」いまも店に通い「店長と仲ようなりました」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.12.08 06:00 最終更新日:2024.12.08 06:00
家族とも、同僚とも離れて自分だけの時間を持ちたいあなたへ――有名人に聞く「行きつけの店」の見つけ方。
1965年、オロナミンCのCMに出演したロイド眼鏡の大村崑。芸能界有数の眼鏡コレクターで、いまも眼鏡店に通うという。
「眼鏡は、若いころからよう集めていました。百貨店に文房具を買いに行ったつもりが、眼鏡売場で2、3本買(こ)うたり。最近も家の近所のセレクトショップとパリミキにちょくちょく行ってて、そこの店長と仲ようなりました。
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自分に合うか合わんかは、長いこと眼鏡かけてたら、自然とわかります。僕のトレードマークのロイド眼鏡は、ドラマ『頓馬天狗』で共演した、三木のり平さん譲りなんですが、あれは喜劇用。ふだんは茶系統の、フレームがぶ厚いものが多いですね。それでも、たまには専門店のプロや、まわりの助言に耳を傾け、冒険せなあかんね。売場にしょっちゅう行くことで、目が肥えてくるということもあるやろし。
いま、僕が持っている眼鏡は、積もり積もって300本はあるんちゃうかな。大半は、福井県鯖江市のめがねミュージアムに寄託しています。福井県眼鏡協会のめがね大使になった縁で、竹や木製の眼鏡も作ってもらいました。軽うて、かけ心地もいいんです。
2024年11月に93歳になったんですけど、眼鏡芸人の大先輩、森繁(久彌)のおやっさんを見習い、せめて同じ96までは元気でおらんとあかんね」
大村崑
俳優。現在も週に2回、ジムで鍛えており、先日は大相撲九州場所を2日連続で観戦する姿がテレビ中継に映り、話題になった
写真・布川航太
取材/文・鈴木隆祐