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カミナリ「ブレイク半年前」に永野からもらった金言

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.01.17 06:00 最終更新日:2018.01.17 09:20

カミナリ「ブレイク半年前」に永野からもらった金言

『左端がまなぶ、右端がたくみ。中央が永野』

 

 2016年末の『M-1グランプリ』で見せた強烈などつき漫才で世に知られたカミナリが、「2017ブレイクタレント」(ニホンモニター調べ)1位に輝いた。2016年はわずか5本だったテレビ出演が、2017年はなんと235本!

 

 そんな彼らの本誌初登場は、ブレイクの約半年前。2016年8月に撮影した、“永野軍団” の飲み会の賑やかしとして卓を囲んでいたのだ。事務所の先輩である永野はいわば恩人。「田舎の温かさや訛りを素朴に出したら」というアドバイスで、どつき&茨城弁を前面に押し出すスタイルが生まれたのだ。

 

 さっそく1位の感想を聞いてみると、「いっぱい出演させていただいているなとは思っていましたが、結果を数字で見て、こんなに出てたのかと」(たくみ)と驚きつつ、「視聴者、共演者、事務所、家族、友人たちに今まででいちばん心のこもった『ありがとうございます』をプレゼントしたいです。自分には何をプレゼントしようかなぁ」(まなぶ)と大喜び。

 

 ブレイクしたことで、生活も激変。

 

「3歳の娘におもちゃをたくさん買えるようになりました。あと、千葉県に住んでいて移動が大変だったんですが、都内に引っ越せました」(たくみ)

 

「ワニの子供くらい大きな機械でマッサージをしてくれる高級理容室で散髪できるようになりました。あれどこで売ってるのかなぁ」(まなぶ)

 

 担当マネージャーによると、現在も休みは月1、2回あるかないか。

 

「休みが取れるとなったら自分たちでライブ出演を決めてきたり、ネタ合わせを入れていたので、丸一日休んだ日はないと思います」(マネージャー)

 

 芸人は人気が出てくると、まずバラエティ番組にゲストとして呼ばれる。その状況は “一周め” といわれ、そこで結果を残せるとまた呼ばれ……という繰り返しで人気を増していく。一周めで結果を残せずにブレイク未満で終わる芸人も多いなか、彼らはほとんどの番組に二度三度と出演している。

 

 印象に残った番組を聞いてみると、たくみは『IPPONグランプリ』。
「憧れの先輩方と一緒に、しかも初めてテレビで大喜利ができたので、とても嬉しかった」

 

 まなぶは、「スタッフさんが誰も怒らないので、めちゃくちゃ自由にやりました」と、初の冠番組『カミナリのチャリ旅!』(とちぎテレビ)を挙げた。

 

 カミナリといえば “どつき” だが、2017年の『M-1』では、審査員の上沼恵美子から「どつきはいるんやろか?」と、ダメ出し。今後どうするか聞くと……。

 

「臨機応変に対応していきます。叩く場面は叩く、必要ないときは叩かない」(たくみ)

 

「叩くのをやめたら、たくみくんも慣れるまで手が寂しいと思うので、でんでん太鼓でもプレゼントしようと思います」(まなぶ)

 

 と、思いもよらない対処法を教えてくれた。
 最後に2018年の抱負をひと言。

 

「まなぶくんと喧嘩せずに仲よく力を合わせていきます」(たくみ)
「もっともっと愛されたい。そのためには、自分も人を愛することが大切です。愛に溢れた一年にしたいです」(まなぶ)

 

取材・文/松田優子

 

(週刊FLASH 2017年12月26日号)

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