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松本人志不在の『M-1』審査員9人体制の“大所帯化”9年前の復活時との“共通点”に見える制作陣の“意思”

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.12.17 15:15 最終更新日:2024.12.17 17:22

松本人志不在の『M-1』審査員9人体制の“大所帯化”9年前の復活時との“共通点”に見える制作陣の“意思”

松本人志(左)不在の『M-1』に注目が集まっている(写真・共同通信)

 

 松本人志完全“不在”の『M-1』が決定した。12月15日、漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2024』(テレビ朝日系)の審査員9人が発表された。

 

 9人の審査員でおこなわれるのは、2015年大会以来、9年ぶり2度めのことだ。海原ともこ、中川家・礼二博多大吉塙宣之は前回より続投。ここに、2004年『M-1』王者のアンタッチャブル・柴田英嗣、2008年『M-1』王者のNON STYLE・石田明、2010年『M-1』王者の笑い飯・哲夫、2008年『M-1』準優勝のオードリー・若林正恭、2019年『M-1』準優勝のかまいたち・山内健司が加入した。

 

 

「新審査員を中心に『若い』といわれていますが、最年少の山内さんでも43歳で芸歴21年。オードリー若林さんも46歳で芸歴25年。『M-1』が始まった2001年当時、島田紳助さんは45歳で芸歴27年めでしたから、世間の反応ほど若くはないんです。ちなみに、2023年まで審査員を務めた松本人志さんは2001年当時、38歳で芸歴19年でした。

 

 礼二、博多大吉、海原ともこは現時点で芸歴30年を超えていますから、審査員はいずれもベテランといえます」(芸能記者)

 

 だが、注目されるのは新しく審査員入りしたメンバーではなく、やはり松本のほうだろう。今回の審査員発表でも「松本の代わりはいない」と嘆くお笑いファンも多い。その穴を埋めるためか、審査員の数は2023年の7人から9人に増えている。Xでは、この人数に賛否が巻き起こっていた。

 

《松本人志の代わりではなく、数を増やすという発想。なるほどねー》

 

《松本代わりがおらんから審査員の人数を増やす安易な対策》

 

《こんなに人数いたっけ?て思ったら、松ちゃんの代わりは2.3人必要と言うことがわかる》

 

 だが前出のように、『M-1』の審査員が9人もの大所帯になることは、これが初めてではない。そのときと今回とでは、ある“共通点”があるという。

 

「2015年、9人の審査員で大会がおこなわれた年は、5年ぶりに『M-1』が復活した年でした。また、参加資格が結成10年以内から15年以内に変更されたりと、大きくシステムが変わった年でもありました。このときも、松本さんは不在で、今回に近い布陣といえます。ちなみに優勝したのは、敗者復活戦を勝ち抜いたトレンディエンジェルでした。

 

 さらに、当時の9人の審査員も今回と同じく、全員が漫才師という布陣。2024年も、山田邦子さんが抜けたことでピン芸人がいなくなりました。松本さんの不在が大きく影を落とす今回の『M-1』ですが、2015年と同じく、製作陣の“リスタート”の意思が見え隠れしていると感じました」(バラエティ番組構成作家)

 

 松本人志という“大看板”がいなくても、問題なく盛り上がることを証明するしかない。

( SmartFLASH )

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