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中居正広『仰天ニュース』降板で再注目「芸能活動も支障なく」の一文は“違約金回避”狙い? 弁護士は「有利な交渉材料として入れた可能性」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2025.01.16 19:13 最終更新日:2025.01.16 19:13

中居正広『仰天ニュース』降板で再注目「芸能活動も支障なく」の一文は“違約金回避”狙い? 弁護士は「有利な交渉材料として入れた可能性」

中居正広

 

 1月15日、中居正広が、MCとしてレギュラー出演していた『ザ! 世界仰天ニュース』(日本テレビ系)を降板することが明らかになった。番組公式サイトで発表された。

 

 中居は女性とのトラブルをめぐり、約9000万円の解決金を支払ったことが報じられ、テレビ各局は、レギュラー番組の出演シーンの全カットや、放送休止などの対応に追われた。

 

 

 新春4時間スペシャルとなった1月7日放送では、中居の“姿”を全カットする対応を取った『仰天ニュース』は、いち早く中居の降板を発表した番組となった。

 

 中居側の対応といえば、1月9日に自身の個人事務所「のんびりなかい」の公式サイトに「お詫び」と題した文章を掲載。《トラブルがあったことは事実》と認めたものの、続いて《なお、示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました》とつづられており、注目を集めていた。

 

 今回の『仰天ニュース』の降板で、Xでは《中居氏の「支障なく活動を続ける」という判断は一体どこから来たのだろうか》《メチャメチャ支障出てんじゃん》《芸能活動はオファーがきて成り立つものなのよ》と、中居のコメント記述自体に疑問の声が多く聞かれている。

 

「9日の時点で『仰天ニュース』の全カットなど、中居さんのトラブルに対する対応を民放各局は見せていました。にもかかわらず中居さんが文章に『支障なく』との文言を入れた理由について、業界内で指摘されているのは『CMやテレビ番組降板で発生しかねない、違約金を回避するためなのでは』という理由です」(芸能記者)

 

 この見立ては正しいのか――。芸能やエンターテインメント分野の案件を多く手がける、レイ法律事務所の河西邦剛弁護士は、「そもそも違約金は発生しない可能性が高い」として、こう続ける。

 

「中居さんの事務所から発表があった1月9日時点で、トラブルを報じていたのは週刊誌のみであり、そこでも示談がなされ、解決したとされていました。中居さんの件は刑事事件となっておらず、被害者女性も警察沙汰にしていない状況であり、CMの削除や番組の差し替えは、各社の自主判断で、となる可能性が高いです。

 

 この場合、違約金は発生しません。ただ、業界の慣習上、契約金を日割りで返すことがあります。その支払額を減らす有利な交渉材料として『芸能活動についても支障なく続けられる』文言が挟まれた可能性があります」

 

 このままでは、中居の“降板ラッシュ”は避けられない事態になりそうだ。河西弁護士も「この流れが変わる可能性は低い」としながらも、今後の中居が取るべき2つの道を示す。

 

「中居さんは、公式サイトのコメントで『先方との解決にともなう守秘義務があることから、私から発信することは控えておりました』としながらも『報道内容においては、事実と異なるもの』があると、否定しています。

 

 ひとつは、被害女性側とあらためて交渉し、守秘義務の範囲を変更し、間違った報道には明確に反論をしていくことが必要ではないでしょうか。

 

 もうひとつは、一定期間の活動自粛です。トラブル自体は認めているので、活動自粛をおこない、ペナルティを受ける。その後の復帰時期は、視聴者の判断に委ねる方法があります」

 

 トラブル発覚後に“布石”を打っていた中居。その効果はいかほどなのか。

( SmartFLASH )

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