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「中居正広ショック」にテレビ局激震 スポンサーは「起用続けるならほかの番組も降りる」“火に油の社長会見”フジが待つ広告代理店の“強権発動”
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2025.01.19 11:00 最終更新日:2025.01.19 11:00
2024年末に、芸能関係の女性とのトラブルで解決金を支払ったことが発覚した中居正広を取り巻く状況は、2025年になって、さらに厳しさを増している。『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』と『THE MC3』の放送を休止している、TBSの番組関係者が語る。
「TBSは、中居さんと今回のもう一方の当事者の代理人に事情を聞き、事実確認中であることを公表しています。報道後、中居さんの事務所スタッフからは『ご心配をおかけしております。トラブルは解決済みで、今後の活動に支障はありません』という話がありました」
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だが、この番組関係者は、これからも中居を起用することは難しいと言う。それを実感したのは2024年末、中居の出演番組のスポンサーである数社に事情を説明したときのことだ。
「『○○社さんはどうされる感じ?』と顔色をうかがう社もあったんですが、メインのクライアントさん2社からは、異口同音に『こうなった以上、TBSさんが中居さんを擁護したり、出演を続けさせたりするならば、弊社は貴局のほかの番組からも、スポンサーを降りますよ』と、はっきりと言われたんですよ」
もちろん、『うたばん』(1996~2010年)のMCなど、多くの番組を担当した中居は、TBSの功労者だ。
「しかし今回の件は、真相が明らかにされていないところや、相手の方の被害を思うと、高い公共性を担うテレビ局として、番組の存続は無理だと思います。近日中に社としての声明を出すのでしょうが、そのときが中居さんとの決別になるのだと覚悟しています。TBSに先だって、日本テレビさんが『ザ!世界仰天ニュース』からの中居さんの降板を発表しましたが、正直、それで少しホッとしたのが本音ですね」(同前)
フジテレビの事態は、より深刻だ。1月16日付の「日刊スポーツ」は、今回の騒動で「スポンサーが3割ほど離れた」という情報があることを報じた。1月17日、港浩一社長が緊急の記者会見をおこなった。
会見では、中居と芸能関係の女性とのトラブルを発生直後の2023年6月に把握していたこと、第三者の弁護士を中心とする調査委員会を立ち上げることなどを明らかにした。この会見について、ベテラン局員はこう憤る。
「被害内容を社長が知っていたにもかかわらず、放置してきたわけです。『被害者を守らなければならない』という聞こえのいい言葉や、『立場上話せない』という言葉で糊塗していましたが、最後まで当事者意識が欠落していることが露わになった会見だったと思います。なんのために開いたのか。火に油を注いだだけで、理解に苦しみます」
大手広告代理店のテレビ局担当責任者も、落胆の色を隠さない。
「ひと言でいえば、厳しいですね。フジテレビは、イケイケのときはいいけれど、問題が発覚したときの守りには弱い。2020年に、『テラスハウス』の出演者が自殺したときもそう。今回の会見も、会場に設定している部屋が狭いとの理由で、テレビカメラや記者会以外を閉め出すなど、やってはならないことをしていました。この会見で、スポンサーが納得して広告を出すと思っているのでしょうか。いま、それをすれば、世間や視聴者からその広告主は袋だたきになるでしょう。多くのスポンサーを束ねている務めとして、当社としては“強権”を発動することになりそうです」
一方、トラブル発覚以後、公の場に姿を見せていない中居はいま、息を潜めるようにして暮らしているという。中居と交友のある、大手広告代理店社員が語る。
「事務所のスタッフが食事や食材を差し入れていて、中居さんの麻雀仲間が連絡を取ったら『家から一歩も出ていない』と言っていたそうです。中居さんが主宰する草野球チームで毎年、盛大におこなってきた忘年会が、2024年末は中止になったんです。本人からは、『ごめんねー、ちょっと無理だわ。みんなとりあえず、オレ抜きでやってね。新年はいい年になると思うし、そうさせるから』と、メッセージがあったんですけどね……」
( SmartFLASH )
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