【中居正広女性トラブル】フジテレビの女性アナ問題で民放各局が“接待調査”へ、NHKも「渉外で同席させないように」注意発令

 

「そこをなんか変に誤解している風潮が、すごく嫌だなと思うんです」

 

　1月18日、元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃氏が「新・情報7days　ニュースキャスター」（TBS系）に出演。中居正広騒動の余波で、フジテレビのみならず、女性アナウンサーたちに「接待疑惑の目」が向けられていることに、不快感をあらわにした。

 

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「菊間さんはさらに、『女性社員を連れてご飯を食べるって、どこの会社でもあること』『そこで性的接触をさせることが常態化していたかという、そこ（が問題）です』と語り、女性アナウンサーに対しては『皆さん、一生懸命努力してアナウンス技術を磨いている。自信を持って画面に出てほしい』と続けました」（芸能担当記者）

 

　17日には、フジテレビのニュース番組「イット！」が港浩一社長の記者会見を報じたが、宮司愛海アナウンサーは「意図しない目を向けられて傷ついている仲間が多くいます。とてもつらくて、自分たちで説明もできず、もどかしい状況に置かれています」と、こみ上げる感情を抑えながら語っていた。

 

　こうした「もどかしい状況」が続く背景には、「フジテレビの説明不足にある」と多くの民放テレビ関係者が口を揃える。

 

　フジテレビ社員も本誌の取材に「中居さんが女子アナ好きなのは有名な話です。中野美奈子さんや竹内友佳さんと噂があった。中居さんは、飲み会でタイプの女性を誘えないとブチギレるらしいです。『俺を誰だと思ってんだ』っていう感じで。実際にブチ切れられた女子アナを、僕も1人知っています」と語っている。

 

「そういったことが社内でささやかれていたのなら、問題の飲み会をセッティングしたとされるプロデューサーはもちろん、中居さん本人からも本格的に事情を聞けばいい。しかし、それをおこなったとは聞いていません。フジテレビの不作為です」と前出・芸能担当記者はいう。

 

　しかし、TBSの安住紳一郎アナウンサーも番組内で「打ち上げ、飲み会、懇親会のようなものに女性スタッフや女性アナウンサーが参加することは、ごくごく普通にあります」と言及。さる60代のタレントも「出演者との飲み会に女性アナウンサーが参加するのは昔から枚挙にいとまがありません。フジテレビに限ったことではないですよ」と語り、実際に各局では「フジテレビと同じような接待がなかったか」と調査を始めているとした。

 

「飲み会などが多く催されるバラエティ部門などを中心に、プロデューサークラスが聞き取りをされています。飲み会の頻度や参加するメンバーなどについてです。

 

　また、NHKは現職職員によると調査はおこなわれていないというものの、これまで以上に『渉外などで女性アナウンサーを同席させないように』といった内々の指示があったということです」（同タレント）

 

　トヨタ自動車をはじめナショナルクライアントがCM放送中止を決めたフジテレビ。放送はなく、参加する記者も制限した港社長の記者会見では、説明不足だったのかもしれない……。

( SmartFLASH )