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「中居トラブル」余波で『くいしん坊!万才』放送休止に「名物レポーター」へ集まる同情…山里亮太も危惧する“番組作りの危機”
中居正広の女性トラブルでの、幹部社員の関与が報じられたフジテレビ。同局に対しCMを差し止める企業は、1月20日までに70社を超えたという。
それ以外にも「キッコーマン」は、同局有数の長寿番組として知られる『くいしん坊!万才』の放送を当面、見合わせるよう要請。21日には、26日分の放送分を休止することが発表された。
「『食いしん坊!万才』が放送開始されたのは1975年。番組は、50年にわたりキッコーマンの1社提供での放送を続けてきました。キッコーマン側は、一連の報道を踏まえて、総合的に判断したと説明しています」(芸能プロ関係者)
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50年の歴史のなかで、宍戸錠、梅宮辰夫など名だたる俳優陣がレポーターを務めてきた名物番組。現在は11代目となり、タレントの松岡修造がレポーターを務めている。しかし、今回はそんな松岡に、番組休止という騒動の余波が襲う形となった。
この状況に、Xでは《何かしらの形で続けてください...》《同情せざるをえない》《罪はないのに》と、無関係な松岡への心配と同情の声にあふれている。
同じように、中居正広およびフジテレビのトラブルと直接の関係はなくとも、業界内には影響が広がっている面もあるようだ。
「21日、朝の情報番組『DayDay.』(日本テレビ系)が、今回のフジテレビの問題について取り上げました。その際、MCの山里亮太さんが『僕のまわりで、番組を作っている人たちが、ロケをさせてくれないってところがいま、出てきてしまって。準備したものも全部、ダメになったりする』と、今回の影響が業界全体に及んでいることを明らかにしたのです。そう語る山里さんも、複雑な表情でしたね」(前出・芸能プロ関係者)
テレビ局全体に対しての、世間からのイメージダウンは必至の状況だ。既存の番組コンテンツがなくなるだけでなく、新しくコンテンツを生み出すことさえも足踏み状態になってしまった。
「山里さんは続けて『今回、何もかかわっていないチームが(番組作りを)できないことがあるっていうのは(よくない)。正しい努力をしている人たちを救うためにも、正しい発信をしてほしいと思います』と切実な想いをコメントしました。フジ側から誠実な対応がされないことには、厳しい対応が今後も続くことは予想されます」(前出・芸能プロ関係者)
これ以上、被害を受ける制作者、タレントが出てこないことを祈りたい。