エンタメ・アイドルエンタメ・アイドル

関西テレビ・大多社長が明かした「中居正広への怒り」に疑問の声…トラブル知って1年半も番組継続の「当事者意識」の欠如

エンタメ・アイドル
記事投稿日:2025.01.23 19:20 最終更新日:2025.01.23 20:02
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
関西テレビ・大多社長が明かした「中居正広への怒り」に疑問の声…トラブル知って1年半も番組継続の「当事者意識」の欠如

1月22日に会見を開いたカンテレ・大多亮社長

 

 1月22日午後4時30分。記者会見に臨んだ関西テレビ(カンテレ)の大多亮社長は、椅子に座ると、厳しい表情のまま目の前にいる50人近い報道陣を見た。大多社長は中居正広の女性トラブルが起きた当時、フジテレビの専務取締役だった。

 

「17日におこなわれたフジテレビ・港浩一社長の会見が、新聞社などが加盟する『ラジオ・テレビ記者会』だけが質問を許され、加盟していない民放各社やNHKは『オブザーバー参加』で質疑を聞くだけ。動画撮影はNGで、雑誌やフリー記者は参加が許されませんでした。

 

 あまりに閉鎖的だとして批判が巻き起こったこともあり、カンテレの会見ではウェブメディアや週刊誌、フリー記者にまで門戸を開き、会見時間も2時間を超えました」(芸能担当記者)

 

 

 会見で大多社長は、

 

「(2023年6月に)事案が起きてほどなく報告が上がってきた。私の判断で港社長に上げた」

 

「女性アナウンサー、女性社員との会食はある。私はそれ自体が悪いと思ったことはない。私自身もそういう会に出たこともあるが、今回報道されているような『性の上納』『献上』とはまったく性質が違う」

 

 などと述べた。

 

 さらに「中居氏を守ろうとか、そういう意識はなかった」として、記者から「(中居氏に)ある種の『怒り』があったか」と質問されると「そう取っていただいて結構です」と語気を強めた。

 

 だが、この「中居断罪」とも取れる大多社長の発言が波紋を投げかけている。

 

「大多社長は、ご本人も言っていますが、問題が起きたときはフジテレビの専務でした。しかも直後に報告を受けています。

 

 中居さんの出演番組を『いつ終わらせるのか、いつやめるのか、というところは常に頭にあった』としながら、女性の被害が公にならないことを優先して、結局は1年半近くも番組が続くことになりました。

 

 そのため、大多社長の “怒り” に対し、『あなたも問題の当事者だ』と指摘する厳しい声が出ています」(同)

 

 Xにも《大多社長も同罪だろ 関西テレビも当事者であった社長を解任しないと筋が立たない》《女性のプライバシーを盾に中居の番組継続に異を唱えて無いんだから同罪》《他人事に聞こえるけど、 カンテレ・大多社長、あなたも当事者ですよ》などの意見が寄せられていた。

 

「先日のフジテレビの会見でも、中居さんの出演番組を継続した理由について『女性の心身のケアとプライバシー保護』だったと、港社長が語っています。大多社長の発言も、これに重なる部分があります。

 

 しかし、ネット上には『結局は事件を隠蔽した』とする声が多くあがっています。たしかに、被害者の心情を考えれば、早い段階での番組打ち切りもあり得たのは間違いないでしょう」

 

 大多社長は会見で『我々はどうしていればよかったのか、ということを突きつけられている』と反省を込めたが、フジテレビ幹部の当事者意識の薄さが、今回の問題を拡大させたことは確かだろう。

続きを見る
12

今、あなたにおすすめの記事

エンタメ・アイドル一覧をもっと見る