エンタメ・アイドル
【中居正広トラブル】フジテレビ “超ロング会見” の裏で予定していた「女子アナ総出演」番組…「接待報道」渦中の危機感のなさ
1月27日、フジテレビが “やり直し会見” を開催した。長時間の会見によって、当初予定されていたフジテレビ系のドラマやバラエティ番組は差し替えになったが、ある番組の企画が波紋を呼んでいる。
2024年12月に「NEWSポストセブン」と「文春オンライン」の記事で報じられた元「SMAP」中居正広の女性トラブル。
【関連記事:フジ・宮司愛海アナにTBS“同期アナ”も援護射撃「傷ついている仲間」「真摯に公表して」発言に相次ぐ称賛】
幹部社員をはじめとしたフジテレビの関与が取り沙汰されているなか、1月17日に同社は定例会見を前倒しで実施。ただ、港浩一社長(当時)の回答内容や会見の開催方法が批判を集め、同社のスポンサーに影響を及ぼす事態に。
2度めの会見は、フジテレビにとって失敗できないものになっていた。
「前回の会見は、テレビや新聞社などが加盟する記者クラブに限定されていましたが、今回はフリーランスの記者も入れ、191媒体、473人が参加する大規模なものになりました。
午後4時にスタートした会見が終わったのは、日付をまたいだ午前2時23分。10時間を超える異例の “超ロング会見” となったのです」(芸能記者)
各テレビ局で会見の模様が中継されたが、フジテレビは午後4時の会見開始から情報番組『Live News イット!』で、午後7時まで会見を放送。午後7時からはバラエティ番組『ネプリーグ2時間SP』を放送予定だったが、急きょ特別番組『緊急特報フジテレビ経営会見』に差し替えた。
その後も、バラエティ番組やドラマが休止となり、CMなしで会見を中継し続けた。そうしたなか、Xでは《フジメディアの記者会見が終わるとネプリーグの女子アナNo.1決定戦って…コレはウケ狙いか?》《後番組がネプリーグの女子アナ大集合の内容だったのでフジテレビは反省してないです》《ネプリーグは各局の女子アナ集合みたいな火に油注ぐ内容だったらしいから放送されなくてよかった》といった声が相次いでいた。
じつは、当初放送予定だった『ネプリーグ2時間SP』の内容が呆れるものだったという。
「この日の『ネプリーグ』は『各局出身アナウンサーNo.1決定戦』と題して、フジテレビアナウンサーの原田葵さんをはじめ、元TBSアナウンサーの山本里菜さん、元日本テレビアナウンサーの笹崎里菜さんなど、各テレビ局の現役・OB女性アナウンサーを勢揃いさせた、チーム戦形式の対決を企画していました。いわば “女子アナ総出演” といった内容だったんです」(前出・芸能記者)
そんな企画内容に困惑する声が見受けられるのは、一連のフジテレビの騒動に関係している。前出の芸能記者が語る。
「1月15日の『文春オンライン』で、フジテレビの現役女性アナウンサーが、同社幹部が設定した中居さんとの会食に参加させられたことを仮名で告白しました。
記事によれば、2021年、六本木の高級ホテル『グランドハイアット東京』のスイートルームでおこなわれたそうで、フジテレビが女性アナに “接待” させているかのような内容でした。
会見当日の27日にも『スポーツニッポン』が、フジテレビ幹部が他局の女性アナを中居さんとの会食に同席させていたことを報道。女性アナを “接待要員” として扱っている点について、厳しい目が注がれていました。
そんななか、バラエティ番組で “女子アナ” をことさらに強調した企画を放送しようとしていたのです。こうした姿勢から、フジテレビの危機感のなさを感じた人もいたのだと思われます」
『ネプリーグ』の公式Xは、27日夜に《本日放送休止となりました『ネプリーグ2時間SP』ついては、後日あらためて放送させていただきます》と、投稿している。
同企画は “やり直し” がないまま放送されるのか──。