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江頭2:50、素潜り企画でスランプから一発逆転の大記録…いまだから言える祝杯後の “大人の青春”

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記事投稿日:2025.02.03 11:00 最終更新日:2025.02.03 11:00
出典元: SmartFLASH
著者: インタビューマン山下
江頭2:50、素潜り企画でスランプから一発逆転の大記録…いまだから言える祝杯後の “大人の青春”

暴走キャラのエガちゃんだが、その素顔は心優しいおじさん。

 

 1月31日配信の江頭2:50さんのYouTubeチャンネル『エガちゃんねる』に、浅草キッド玉袋筋太郎さんが出演していました。

 

 同YouTubeチャンネルでは『筋太郎玉袋の時効だからはなせる話』と題して、玉さんにあぶない話をしてもらうというトーク企画を配信。玉さんは江頭さんとかつて共演していた人気番組『浅草橋ヤング洋品店』(テレビ東京)での名物企画『江頭グランブルー』を「『危ねぇ!』て感じだった」と話しました。

 

 同企画は水槽に潜り、どれだけ息を長く止めていられるかのタイムを江頭さんと各対戦相手が競う内容。その司会をしていたのが、浅草キッド・水道橋博士と玉さんでした。

 

 筆者は以前、玉さんに『江頭グランブルー』の裏話をお聞きしています。同企画が誕生した経緯について、玉さんは以下のように推察していました。

 

「エガちゃんの浅ヤン出演が決まったとき、番組演出のテリー伊藤さんに直談判するんだよ。

 

 

『テリーさん、俺は「元気が出るテレビ」(日本テレビ系)のころからテリーさんの番組のファンで、番組に呼んでいただけるのは光栄です。テリーさん、ひとつお願いがあります。僕を番組で殺してくれてもかまいません』って。いつでも死ぬ覚悟がありますとテリーさんに宣言してるんだよ。

 

 それでテリーさんも思いをくみ取って『江頭グランブルー』ができたと思う」

 

 企画がスタートした当初、江頭さんは大記録を打ち出します。しかし、その後に挑戦した清水圭さんに江頭さんは記録を抜かれてしまうのです。

 

「記録を抜いた圭ちゃんに『関東のチンピラ芸人が!』って言われて、高田文夫先生や関東芸人が怒っちゃって『江頭負けんじゃねぇぞ』って話になって。

 

 でも、そこからエガちゃんがスランプになっちゃうんだよ。荻窪の健康ランドによく一緒に行ってたんだけど、風呂入るのも怖がってたもん。だから、スランプ脱出のロケをしてイルカと一緒に泳がせたりしてたんだけど、全然潜れねぇんだよ。

 

 それで、グランブルーの最終回の前日、エガちゃんと一緒に飲んでて、俺は『もう潜んなくていいよ』って言って。エガちゃんも『わかった』って。それで当日を迎えるわけだよ。当日は清水圭ちゃんが潜って『すごいね』で終わるんだと思ったら、『ちょっと待った』ってエガちゃんが出てきて。

 

 俺はそんな流れは全然知らなくて。知ってたのはごく限られたスタッフだけだと思う。それでエガちゃんが圭ちゃんを抜く大記録を作っちゃうんだよ。

 

 でも、水からエガちゃんを上げたら硬直しちゃってて。あれはまいったよ。だけど、その後、あいつ大川興業の本公演があって行ってるからね。超人だよ」

 

 収録後に玉さんと博士は行きつけの居酒屋で江頭さんの祝杯をあげたと言います。

 

「夜中3時半ぐらいにエガちゃんが1人で暖簾くぐってフラっと入ってきて。『オー!』ってなって3人で抱き合って号泣だよ。

 

 それでエガちゃんに『ご褒美だ』って次の日に3人でソフトSMクラブに行って。そのあとに『俺たちこの夏プールで泳いでないな』って話になってさ。『豊島園に行ってみるか』ってなって行ったんだけど、9月過ぎてたからプールが終わってたの。

 

 そしたら係員のおじさんが歩いてきたから、『頼む。俺たち今年プールに入ってねぇんだ。入れて』って頼んだの。そしたら『わかった。内緒だぞ』って入れてくれたんだよ。それで3人で泳いでた。あれはちょっと忘れられないね」

 

 玉さんから『江頭グランブルー』の思い出を聞いたあと、バカな大人の青春映画を見たような気持ちになりました。

 

 玉さんと江頭さんは、30年来の大親友で昔は毎日のように飲んでいたそうですが、ここ10年間は連絡が途絶えていたそうです。同YouTubeチャンネルの共演をきっかけに、また大人の青春を謳歌していただきたいです。

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