ダイタク吉本大ら違法賭博の疑いで事情聴取…千鳥MC番組でブレイク、海外の“高レートギャンブル”では本気で興奮

 

　2月5日、お笑いコンビ「ダイタク」の吉本大と「9番街レトロ」なかむら★しゅんが違法オンラインカジノに関与した疑いで警視庁から事情聴取を受けていることが各社で報じられた。

 

　同日、ふたりが所属する吉本興業は、タレント名を控えたまま

 

《弊社所属の一部タレントにつきまして、コンプライアンス違反の疑いがあることが判明したため、現在、外部弁護士等を交え、事実関係を調査中でございます。

 

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　このため、事実関係等が確定するまでの間、一部タレントは活動を自粛することになりましたのでご報告いたします》

 

　と声明文を発表している。

 

「同事務所が発表する前の1月26日、深夜のバラエティ番組『ハチミツ！！』（フジテレビ系）では、当面の間なかむらさんの出演が見合わせになることが発表され、2024年『M-1グランプリ』ファイナリストの双子漫才師・ダイタクさんは、出演予定であったお笑いトーナメント『THE SECOND～漫才トーナメント～2025』の辞退を1月30日に発表しました。

 

　両コンビとも、テレビ番組の“出演見合わせ”が続いており、ファンの間では『何かあったのではないか』と波紋を呼んでいたのです。そんな最中、違法オンラインカジノに関与した疑いとの報道を受けて、“ギャンブル好き”として知られる彼らと、吉本が公表した“一部タレント”にSNS上では合点がいくという声があふれています。

 

　吉本大さんは、吉本のHPで趣味に『パチンコ/スロット/ボートレース』と記載しており、“ギャンブル好き”を公言しています。そんな彼が注目されたのが、千鳥さんがMCを務めるAbemaの番組『チャンスの時間』です。2023年1月の放送回では、海外の高レートカジノで異様な“興奮姿”をみせました」（芸能記者）

 

　登場して早々、大悟に「ふたりともギャンブル借金兄弟」と紹介されると、番組初の海外ロケ・ベトナムで“黄金郷”と呼ばれるパチンコ店に行ったふたり。芸人仲間から集めた軍資金103万円を手に臨むが、最終日には開始3時間半で51万円が消えるなど、波瀾万丈な展開を迎えることに。

 

「高額レートに興奮した大さんは次々と軍資金を投資しますが、ほぼ底が尽きそうなときに一発逆転を果たし、大声で拓さんと抱き合う姿が映し出されました。ただ、負け続けた時のうつろな姿や、一発逆転した際に興奮する様子などは、テレビの演出というよりも本当にギャンブルにのめりこんでいる様子でした。

 

　吉本さんやなかむらさんが関与した疑いのあるオンラインカジノとは、日本では違法とされる高額レートカジノを、パソコン1台ですぐに参加できてしまうものです。サーバーが海外にあるという事情から“摘発されづらい”という認識が広まり、安易に手を出してしまう人が増えたのです。ただ、こうしたオンラインカジノの拡大を受け、警察も取り締まりを強化しています」（同前）

 

　今後は、バラエティ番組での“ギャンブルネタ”の扱いも変化が起きる可能性があるという。

 

「いわゆる“くず芸人”としてギャンブル好きのお笑い芸人が注目されることが増えました。彼らが番組で楽しむのは競馬やパチンコなど合法なもの。ただ、そうした番組の出演者が違法賭博にまで手を出していたとなれば、番組内でもギャンブルそのものを取り上げづらくなるのではないでしょうか。

 

　日本では賭博について厳しい法規制があります。だからこそ“クズ芸人”ほどこうした法令を遵守しなければいけないはず。2人が違法賭博に手を染めていたとすれば、その責任は非常に重いですよ」（芸能ジャーナリスト）

 

　今回は“笑えない”結果となった。