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【独自】小島瑠璃子、亡くなった夫が抱えていた訴訟寸前「5000万円トラブル」温浴アプリ開発で「カネが消えた!」

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記事投稿日:2025.02.06 20:18 最終更新日:2025.02.06 20:59
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
【独自】小島瑠璃子、亡くなった夫が抱えていた訴訟寸前「5000万円トラブル」温浴アプリ開発で「カネが消えた!」

小島瑠璃子

 

「北村さんの訃報を聞いて、本当に驚きました。お気の毒だと思います。とはいえ、やっぱりおカネは返してもらわないと……」

 

 こう語るのは、全国で温泉やホテルを展開するリゾート施設を運営するX社の関係者だ。

 

 1月4日、タレント・小島瑠璃子実業家で夫の北村功太さんが自宅から緊急搬送され、夫の北村さんの死亡が確認された。小島は軽傷で命に別状はないという。

 

 

「自宅マンションに子供と帰宅した小島さんが、意識のない状態の北村さんを発見。110番通報をしたそうです。自宅からは北村さんが書いたと見られる遺書も発見されており、事件性はないようです」(事件担当記者)

 

 小島は、中国進出を目指して留学するため、2022年に芸能活動を休止、翌年5月、北村さんと入籍していたことが報じられた。その後、妊娠が明らかになり、デビュー時から所属していたホリプロも退社した。

 

「小島さんの中国進出の過程で知り合ったのが北村さんでした。北村さんは、中国関連事業の起業経験もあり、意気投合。交際期間3カ月で結婚しました」(同)

 

 北村さんは、温泉施設向けのDX支援や会員制サウナなどを手がけるHabitat株式会社の創業者。2022年には経済誌「Forbes」の「RISING STAR COMMUNITY 2022」にも選定された新進気鋭の経営者という評判もあった。だが、内実は “火の車” だったようだ。

 

「ベンチャーキャピタルからの2回の出資で1億数千万円もの調達に成功。SNSでは “サウナ王子” の異名もありました。しかし、肝心の事業そのものはうまくいっておらず、ひたすら資金を溶かし続けていたようです。

 

 事務所も小規模なところに移転し、自宅も結婚当初の港区内の低層型超高級マンションから、同区内の標準的なタワーマンションに移転するなどしていました。

 

 官報に公表された直近の決済公示では、純利益は1億4496万円だったものの、利益剰余金は3億226万円のマイナス。純資産が1845万円に対し、負債は2498万円と、債務超過の状態でした」(社会部記者)

 

 さらに北村さんは、ビジネス上のあるトラブルを抱えていたようだ。冒頭のリゾート施設を運営するX社の関係者がこう明かす。

 

「北村さんの会社はアプリ『Habitat』を運営しています。これは、提携する温浴施設をオンライン決済やサブスクリプションで利用できるというものです。

 

 じつはこのアプリ、私たちが全国で運営する施設で利用できるようにするという前提で開発したものなんです。開発費の前渡金として、約5000万円を支払っています。

 

 実際、2023年3月までに4施設で利用できるようになりました。ところが、そこから一向にアップデートされないんです。本来は100施設近くで利用できるようにするはずだったのに、まったく更新されないんです。

 

 それどころか、施設の利用者数について、アプリ上のカウントと施設上のカウントにズレが発生するトラブルまで起きました。結局、提携を解消することになりました」

 

 5000万円の開発費は「全国で利用できるようにする」という前提で支払ったもの。当然、同社は返金を求めることになった。

 

「全額返してくれと連絡したのですが、北村さんからそもそも返事がない。このままでは埒があかないので、社内で訴訟の準備を進めていたところでした。そうした状況で、今回の訃報を聞いたという状況です」(前出・関係者)

 

 ビジネス上でほとんど実績のないHabitat社と契約を結んだのも、北村さんの人柄を信じてのことだったという。

 

「北村さんは、よくいるベンチャー経営者のような浮ついたところのない、真面目な好青年でした。既存産業をDX化させることで新たな価値を創造するビジネスモデルは、かつて勤務したタクシーアプリ『GO』の創業者・中島宏氏をメンターにしていたのかなと思います。

 

 導入前の打ち合わせで、たまたま事務所にいた小島さんにお会いしたこともあります。このとき初めて、北村さんが “婿入り” したことも知りました。仲睦まじい様子だったので、まさかこんなこんなことになるとは……。

 

 とはいえ、渡した5000万円は、開発費に対してかなり余裕を持って見積もった金額でした。『渡したカネが消えた!』とこちらでも騒ぎになっており、責任は追及しなくてはいけないと思っています」(前出・関係者)

 

 本誌は、Habitat社とX社に対し、5000万円トラブルについて事実関係を確認したが、期日までに返答はなかった。

 

「正直、スタートアップの世界は失敗して “当たり前” です。事業がうまくいかなくても、またイチからやり直せばいい。ただ、彼はまじめで責任感が強いので、小島さんにも相談できなかったのかもしれません。

 

 当時はコロナ禍が明けた直後で、ホテルや旅館、銭湯などの温浴施設も、新しいサービスを導入するより、施設のリニューアルに投資したり手元資金を確保したりすることに焦点を当てていたタイミング。

 

 時期が悪かったと言ってしまえばそれまでですが、小島さんや残されたお子さんのことを思うと、本当につらいですね」(北村さんの知人)

 

“残された者” の心痛やいかに……。

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