2月6日、お笑いトリオ「ジェラードン」の海野裕二が、所属事務所との契約を終了したことが発表された。
同日、吉本興業は公式サイトで《海野は以前から体調を崩しており、休養と復帰を繰り返していましたが、この度、メンバーとも話し合った結果、体調の改善を最優先にしたいと、契約終了の申し出がありました》と経緯を説明。今後のジェラードンは、お笑いコンビとして、アタック西本とかみちぃの2人体制で続けていくという。
その後、アタック西本、かみちぃ両者もXでコメントを発表。
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アタック西本は《すいません、海野が抜けます。この3年で計3回戻って来ましたが最後は脱退となりました。こっから海野とは、また地元の同級生として付き合っていきます。ありがとうございました!こっからです》とコメント。かみちぃは《復帰して短い間でしたが3人でのコントは本当に楽しかったです。3人でしっかり話し合った結果、この形になりました。海野とは普通の友達に戻ります》と、2人とも今後は友人として関わっていくことを強調した。
「海野さんは、『キングオブコント2021』で決勝進出後、体調を崩して活動を休止。2022年7月には1度回復し、3人で活動を再開しましたが、3日後には再度、無期限休養を発表しました。
そこから約3年の療養を経て、2025年1月、念願の復帰を発表したばかりでした。今後の活躍に期待が膨らんだところでしたが、1カ月足らずで無念の脱退という形になりました」(芸能プロ関係者)
海野の脱退には、Xでもファンから《3人のジェラードンもっと見たかったな〜》《寂しいの〜》《残念やなぁ》と悲しみの声が集まった。しかし、実際には、海野の長期休養の影響が徐々に大きくなっていたと、前出・芸能プロ関係者が指摘する。
「ジェラードンの存在が世間に浸透したのは、2021年の『キングオブコント』でした。決勝進出したことで知名度が上がり、バラエティー番組でアタック西本さんの顔ハメ芸などが人気を博しました。
しかし、その頃からほぼ2人体制だったため、世間からは《コンビだと思ってた》《トリオなの知らなかったw》という声が囁かれるほど、知名度に露骨な差が生じていたようです」
いずれにせよ、ジェラードンの未来は、強烈なキャラクター2人に託された。
「現在、2人は『ネタパレ』(フジテレビ系)や『有吉の壁』(日本テレビ系)などの人気番組に出演しており、安定した人気を誇っています。YouTubeチャンネル『ジェラードンチャンネル』も登録者数は150万人超。キモいに振り切ったキャラクターのインパクトは強烈です。今回無念の脱退となった海野さんのぶんまで、どんどん飛躍してほしいですね」(同)
新たなスタートを応援したい。