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【デビュー前にドーム公演】「寂しいのが本音」KAT-TUN解散発表で大物アーティストたちが本音を漏らした“グループの偉大さ”
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解散後も事務所に残る中丸雄一
2月12日、男性3人組アイドルグループ「KAT-TUN」が3月末で解散することがわかった。所属事務所のSTARTO ENTERTAINMENT(以下、STARTO社)が正式発表した。
メンバーの上田竜也、中丸雄一は個人で契約を継続し、残留。2月6日に脱退説が報じられた亀梨和也は、解散と同時に3月31日でSTARTO社を退所する。
「亀梨さんの脱退が『NEWSポストセブン』に報じられてから約1週間、沈黙を貫いていた彼らでしたが、報道どおりどころか、それを上回る結果になってしまいました。亀梨さん脱退のみならずグループ自体が解散となり、無念のファンも多いでしょう」(芸能プロ関係者)
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悲しみの声はファンのみならず、大物音楽関係者からも多数、コメントが寄せられている。
「KAT-TUNのデビュー曲である『Real Face』を手がけた、シンガーソングライターのスガシカオさんは《解散…デビューから、色々携わってた身としては寂しいのが本音です》と、自身のXでコメントを発表しました。
さらに、彼らがデビュー前から歌っていたオリジナル曲で、2005年のドラマ『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)の主題歌となった『ツキノミチ』などを手がけた蔦谷好位置さんも《昔作ったツキノミチというKAT-TUNの曲お気に入りです》とコメントしています。名だたる音楽関係者からも愛された彼らの解散には、業界にも衝撃が広がっているようですね」(同前)
2024年で、KAT-TUNは結成24年。デビュー19年となっていた。アイドル界で異彩を放ってきたKAT-TUNのグループとしての存在感は偉大だったと、この芸能プロ関係者は振り返る。
「彼らはデビュー前にもかかわらず、129回に及ぶ公演を開催し、延べ84万人を動員するなど絶大な人気を誇っていました。デビュー5日前には、東京ドームで単独公演も開催しています。ドーム公演をデビュー前に開催することは、アーティスト史上初の快挙です。
『ブラック&ワイルド』というキャッチコピーもできるほど、“オラオラ”で“やんちゃ”なグループのカラーは、いままでのアイドルにない新しい世界を作り出していました」
一世を風靡し、華々しい活躍を遂げてきたKAT-TUN。そんな人気絶頂のなか、赤西仁、田中聖(こうき)、田口淳之介が次々にグループを脱退し、KAT-TUNは残った3人で活動を進めるも、2016年には“充電期間”として活動休止となった。2018年にはグループの活動を再開したが、同時に個々の活動も多く目立っていた。
「亀梨さんは、俳優やキャスターとして順調に活動していました。上田さんはバラエティ番組などにも多数、出演し、強面ながら憎めないキャラクターで後輩にも慕われていたんです。中丸さんも、『文春オンライン』に報じられた2024年8月の密会報道による活動休止以前には、コメンテーターや漫画家としての才能を発揮していました。そう考えると、個性がかなり強いグループだったは間違いありません。
強い個性が集まり、爆発的な人気を生み出してきた彼らですから、今後はグループ名に込められた“漫画のようにおもしろい”という由来を背負って、個人で1ページ1ページを描いていくのでしょう」
彼らが作った伝説の物語は、これからも受け継がれていくだろう。