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KAT-TUN、解散発表でファンをザワつかせるSTARTO社の「会社として」2つのコメントで異なる“決断の主体性”で起きた混乱
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プロ野球キャンプの取材に訪れていた亀梨和也
2月12日、アイドルグループ「KAT-TUN」が3月31日をもって解散することが、所属事務所のSTARTO ENTERTAINMENT(以下、STARTO社)の公式サイトで発表された。
解散の“電撃発表”に加えて、事務所の発表で使われた、ある一文が波紋を呼んでいる。
2006年に6人でデビューしたKAT-TUNは、たび重なるメンバーの脱退により、ここ数年は亀梨和也、中丸雄一、上田竜也の3人で活動してきた。ただ……。
「2月5日の『NEWSポストセブン』で、亀梨さんが近く、STARTO社を独立し、KAT-TUNも脱退すると報じられていました。同社の発表でも報道どおり、亀梨さんは3月31日の契約満了をもって退所。中丸さんと上田さんは個人として契約を継続するそうです」(スポーツ紙記者)
KAT-TUNは、2026年にデビュー20周年を迎えるはずだったが、“周年イヤー”を前にグループの活動にピリオドを打つことになった。
【関連記事:亀梨和也「KAT-TUN脱退」報道…グループ“休止”中に見せていたソロ重視の姿勢「もっと違う展開想像してた」と葛藤発言も】
STARTO社は、解散に至った経緯に関して《2024年4月にKAT-TUNは当社と契約し活動を続けて参りましたが、およそ1年にわたりメンバーと協議を重ねた結果、2025年4月1日からの2年めの契約にあたりましては、KAT-TUNの看板を下ろし、それぞれの道を選ぶ形の方が今後のメンバーにとってより良いと会社として判断致しました》と、文書内で説明。
さらに、今後について、《3月31日に解散はいたしますが、メンバーの希望により、近い将来ファンの皆様とお会いできる場所を作るべく、現在調整をしております》と、ファンと対面する場を設けることを明かしている。
解散発表が衝撃をもたらすなか、Xでは《会社として判断って何? KAT-TUNが判断したなら受け入れるけど会社として判断って?》《え?? 会社が解散した方がいいって判断したの?》《会社として判断って言葉今まであまり見たことないような…この一言残されるのなんかモヤる》といった声が多く聞かれている。
STARTO社の発表文に記載されていた《会社として》のひと言に疑問を抱くファンが多いようだ。前出の芸能記者はこんな背景を解説する。
「あたかもグループの解散を“事務所が決めた”と受け取られかねない表現だったため、ファンも驚いたのでしょう。通常なら、グループの解散や活動休止を発表する際、メンバー同士で協議した経緯を説明することが多い印象です。
実際にKAT-TUNの3人もファンクラブ向けには《様々な環境の変化もある中で、これからのグループ活動についてメンバー3人で一年半以上にわたり話し合いも重ねてきました》と、決断の主体性を自分たちに置いているコメントを出していました。
一方で、STARTO社のコメントでは、決断に彼らの主体性がなかったように読めてしまうのです。そのため、彼らのファンも混乱している印象です」(前出・芸能記者)
解散まで残り1カ月、“メンバーの判断”で、最後にファンと会える場は作られるか──。