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『千の風になって』秋川雅史、競技番組の“低すぎる”審査基準にネット大荒れ…“大学の試験が基準”と弁明も
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秋川雅史(写真・時事通信)
名曲『千の風になって』で知られるテノール歌手の秋川雅史に対し、ネットが荒れている。
2月15日に放送された人気特番『芸能界特技王決定戦 TEPPEN』(フジテレビ系)。30回記念となる今回は、ピアノ部門で優勝した歴代王者などが集結し、芸能界のNo.1ピアニストの座を競い合った。そして今回、音楽プロデューサー・松任谷正隆、バイオリニスト・木嶋真優、ピアノYouTuber・ハラミちゃん、SOPHIAボーカル・松岡充といった審査員の顔ぶれの中に加わったのが秋川だった。
4つの課題曲に挑戦する1回戦のあとに行われたファイナルステージは、挑戦者の得意な“勝負曲”を自由にアレンジして演奏。それをピアノの技術や表現力などの総合力で審査し、審査員5名が100点満点で審査するというものだった。そんな中、秋川は決勝進出者たちの各演奏に順に92点、95点、92点、92点と、なぜかキレイに「92点」と「95点」を連発。だがこうした点数は、他の審査員に比べやや低いことから涙を飲んだチャレンジャーも。
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「とくに注目が集まった審査は、歴代最年少王者・そうちゃんのときに起きました。選曲したのはジャズの名曲『Sing, Sing, Sing』。ドラムやトランペットといった音もピアノ1つで変幻自在に奏でた彼の超絶パフォーマンスに、他の4人の審査員が絶賛し、いずれも満点に近い99点を全員がつける中、なぜか秋川さんだけが91点と、かなり低い点数になりました。
すると秋川さんはやや慌てた様子で『なんか、私が最低得点をつけてるようになっちゃってるんですけど』と前置きしながら、『私が大学卒業のときに受けた試験で89点で学年トップだったんですよ。そこを基準に置いているので、決して低いわけじゃない』などと説明しました。ほかの審査員の得点が高かったことで、結果的にはそうちゃんが優勝をもぎ取りましたが、秋川さんの審査だけ悪目立ちしてしまいました」(芸能記者
秋川の説明にX上では大ブーイングが巻き起こった。
《秋川さんの基準が謎すぎてわからん》
《秋川さん、王者そうちゃんに91点は審査員失格だと思います。しかもその理由が自分が大学生の頃は89点で高得点だったとか…》
《秋川さんの採点やっぱおかしいよね ちゃんとピアノ分かる人が審査員やって欲しいわ》
など、疑問の声が噴出した。
「声楽家の父親を持つ秋川さんですが、4歳のときからバイオリンとピアノを習っていました。ただ中学校3年生の時に声楽に転向し、それからは、声楽家一本で活躍しています。今回問題だったのは、ほかの審査員と基準をあわせなかったことでしょうね。ほかの4人が全員90点の後半で数点の差をつけることが多いなか、秋川さんだけが“91点でも高い”という認識だと、どうしても審査結果が秋川さんの点数で左右されてしまいます。番組スタッフとどこまで事前の打合せをしていたのか、非常に疑問ですね」(前出・芸能ジャーナリスト)
少なくとも、審査員の“TEPPEN”ではないようで……。