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【出演1秒説も】『べらぼう』元子役ベテラン俳優の “ウォーリーをさがせ” 状態が話題に…演じる歴史上の人物と「蔦屋重三郎」との関係は?
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『べらぼう』で主演を務める横浜流星
1月5日から放送が始まったNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』に、秋田藩士・平沢常富(ひらさわ・つねとみ)役で出演している、俳優の尾美としのりに注目が集まっている。
『べらぼう』は、江戸時代に多くの浮世絵師や作家の才能を見出し、世に送り出した出版人・蔦屋重三郎(つたや・じゅうざぶろう)の波乱万丈な人生を描いた物語だ。
尾美が演じる平沢は、江戸城の留守居(諸藩の外交官)でありながら「朋誠堂喜三二(ほうせいどう・きさんじ)」の筆名で知られる戯作者だ。
しかし、Xでは《今週もみつけられなかった、尾美としのり氏》《どこに出てたの?って調べたら他にも探している人いて安心した 今日も出てたのにどこにいたのかわからなかった》《今日もどこで登場されたのかまったく分からなかった》といった声が聞かれているのだ。
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芸能記者が尾美の登場シーンについて、こう話す。
「尾美さんは第2話以降、出演者クレジットに名前が出ているのですが、第2話で吉原にやってきた安田顕さん演じる平賀源内に『源内先生、その節はお世話になりまして』と挨拶する10秒ほどのシーン以外は、どこに出ているのかはっきりしません。
2月16日放送の第7話では、序盤に約1秒ほど、尾美さんらしき人物の顔が映っているのではないかと話題になっていますが、断定もできない程度です。
このような出演が続いており、有名絵本の『ウォーリーをさがせ!』のように、尾美さんを見つけようというのも、視聴者の一つの楽しみになっているようです」
2025年に60歳を迎える尾美といえば、13歳で市川崑監督の映画『火の鳥』に出演するなど、子役時代から活躍してきたベテラン俳優だ。初めての大河ドラマ出演は、1979年放送の『草燃える』での北条泰時役。
それから45年以上の時を経た、通算6作めの大河出演での “チョイ役” には驚くばかりだ。
「ただ、さすがに尾美さんを話題作りのためだけに、物語に散りばめているわけではないでしょう(笑)」(前出・芸能記者)
尾美が演じる役柄について、NHK公式の人物紹介では《役職柄、情報交換の場として吉原に出入りすることが多く、『宝暦の色男』の異名を持つ》《流行作家として一時代を築く。のちに蔦重(横浜流星)にとって最高かつ最大の協力者となる戯作者》となっている。
「今後、朋誠堂喜三二が、横浜流星さん演じる蔦屋重三郎と組んで、吉原関連の書籍や大人向けの娯楽本である黄表紙で一世を風靡しますから、重要な役どころになります。
回を増すごとに尾美さんの登場秒数はきっと増えるでしょうね。なので、“尾美としのりをさがせ!” を楽しめるのは今のうちだけかもしれません」(同)
次回の放送で、尾美の姿はどこに――。