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ひょうろく『水ダウ』感動ドッキリ後編での“急展開”が大不評…あくまで“お笑い”の番組姿勢とミスマッチ

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記事投稿日:2025.02.27 19:35 最終更新日:2025.02.27 19:36
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
ひょうろく『水ダウ』感動ドッキリ後編での“急展開”が大不評…あくまで“お笑い”の番組姿勢とミスマッチ

浜田雅功(右)がMCの水ダウはドッキリ企画で人気だ

 

 2月25日の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で、ひょうろくドッキリの完結編が放送されたのだが、そのクライマックスに一部視聴者から疑問符がついてしまった。

 

 先週のオンエアでは、3歳上の実の兄・白澤拓也さんから「愛人との間に6歳の隠し子がいるので3日間、面倒を見てほしい」というあり得ない依頼を受け、甥っ子である子役のケンタ、通称“ケンケン”との冬休みをスタートさせた、ひょうろく。

 

「その中でひょうろくは、ケンケンの教科書にイジメを連想させる落書きを見つけると爪でその悪口を消したり、『イヤなことを思い出すとお腹が痛くなる』というケンケンのためにハーモニカを吹いてあげるなど、やさしい人柄が話題を呼びました。

 

 

 そして迎えた後編では、子守りをしなければならないひょうろくが、茨城のロケ先にケンケンを一緒に連れて行くという展開になりました。田園地帯を走る電車の中で、あっち向いてホイや指スマをして遊ぶ2人のバックに、映画『菊次郎の夏』のメインテーマで、久石譲の楽曲『Summer』が流れるといった演出がありました」

 

 ロケ場所となるキャンプ施設内に設けられた楽屋では、甥っ子の無邪気さに手を焼きながらも付き合う、ひょうろく。だが遊園地へ向かった2人のもとにケンケンの母が息子を取り返しにやってくるという展開になった。

 

「まだ遊びたいと駄々をこねるケンケンは一度は母親に連れていかれるものの、その後、母親を振り切って戻り、ひょうろくとケンケンが観覧車の中で最後の別れを惜しむという感動的な場面が放送されました。しかしさらにそこで急展開を迎えます。観覧車に乗っている間、『息子が連れ去られた』と母親が通報し、まさかの警察沙汰になるという演出になりました。地上には防護盾を持った警官役が緊急配備され、物々しい雰囲気に。そして上空の観覧車に向かって拡声器を持った刑事が『白澤直樹(ひょうろくの本名)、お前がやっていることは誘拐だぞ!未成年者誘拐罪で令状が出ている!』と呼びかければ、母親も『早くケンタを返して!白澤誘拐犯!』と絶叫。観覧車から降りて来たひょうろくはケンケンと引き離され、“現行犯逮捕”。パトカーに押し込められたところでネタバラシされていました」(芸能ジャーナリスト)

 

 それまでのノスタルジックなほのぼのとした空気から一変、いきなりバレバレのドッキリに一部の視聴者は興ざめ。

 

《最後の逮捕劇が雑。 ネタバラシありきなのでいいんだけど 表記の入ってない3ナンバーのパトカーって。 劇用車丸出し》

 

《最後も逮捕で胸糞悪い》

 

《泣きかけたのに現行犯逮捕されて吹っ飛んだ 》

 

 と、なんとも“大味”な結末にア然とする視聴者もいたようだ。なぜ、こうしたラストになってしまったのか。

 

「『水ダウ』としては、単にひょうろくとケンケンが別れただけではオチがつかないと判断したのでしょう。最後はやや強引ですが、やはりバラエティ番組として感動させるよりも笑わせて終わりにしたかったのだと思います。言ってみればスタッフのいつもの悪ノリですね。視聴者から圧倒的な支持を得ている『水ダウ』ですが、実際“感動”を目当てにしている人は少ないはず。警察が登場するまで感動的なストーリー展開だったのも、“あえて”でしょう」(在京キー局テレビマン)

 

 『水ダウ』らしいといえばらしい終わり方ではあったが……。

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