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中井貴一『サラメシ』ロスも期待される“西田敏行さんの後任”ナレーション

中井貴一がナレーターを務める『サラメシ』の終了が発表された
「働く大人の昼ごはん、それがサラメシ!」
ナレーターを務める俳優・中井貴一の、この明るい一声で始まるNHKの人気番組『サラメシ』が、3月13日、惜しまれながら14年の歴史に幕を下ろした。最終回は、2019年に火災に見舞われた、沖縄の首里城で再建に携わる漆職人の姿とサラメシ(サラリーマンの昼食)を紹介。さらに、香川県小豆島では150年以上続くしょうゆ蔵、また1月末に引退したJR東海のドクターイエローに関わる人々の奮闘とサラメシも放送された。
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「最終回が放映されるとネット上には惜別の声が殺到しました。まさに“サラメシロス”状態です。
実際、NHKが誇る長年の人気番組でしたから、ファンからすれば『どうして終了するの?』という疑問があるのでしょう。
2月12日、NHKの山名啓雄メディア総局長は同番組終了について、会見で『今回、区切りをつけました』と説明をするだけで、多くを語りませんでした。そのためファンはモヤモヤしているのだと思います」(芸能担当記者)
番組では一般の方だけではなく、著名人が愛した昼食もエピソードとともに紹介されていた。NHK職員も、厳しい見解を示す。
「『サラメシ』は、歴史的な価値も併せ持つ良質な番組でした。確かにマンネリ傾向はありましたが、それを言ったら、もっとマンネリ化している番組だってありますよ」
中井は公式ウェブサイトに、「最初の頃は、ディレクター陣も街角取材になかなか応じて貰えなかったものの、やはり継続は力なり。皆さんが足を止めてくださる機会が増えました」と14年を振り返るコメントを寄せた。さらに、「腹が減り、ご飯を食べるということは、生きている証であり、生きる為の力の源。世の中の変動は激しいですが、どうか素敵なランチが皆さんの、働く‥イヤ、生きる力となります様に」と添えた。
一方、SNSなどではにわかに、「“あの番組”でナレーションを担当してほしい」と、早くも中井へのラブコールが飛び交い始めている。“あの番組”とは、2024年10月に亡くなった、西田敏行さんがナレーターを務めた『人生の楽園』(テレビ朝日系)である。
同番組は西田さんの後任は起用せず、あくまで「楽園の案内人」として俳優の菊池桃子、同局の小木逸平アナウンサーがナレーションをしている。そこに、中井が『サラメシ』で視聴者に届けた優しい声色がぴったりはまると感じる人が多いのだろう。Xには、こんな投稿が。
《サラメシが終われば、中井貴一さんが「人生の楽園」できるんじゃないかとわずかな期待》
《もしかして中井貴一さん、 人生の楽園ナレーターになるのでは?》
《中井貴一さんのナレーター好きになり人生の楽園にも合いそう!》
西田と中井は映画やドラマでの共演も多く、西田が呼びかけた東日本大震災のチャリティにも中井は駆けつけた。“西田イズム”を継ぐ意味でも、後任にぜひ!