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“過剰露出”女性パーソナルトレーナーに批判殺到「活動停止」発表も「写真集」告知

ネット上で話題となったMaiと名乗るアカウント(写真・本人のXより)
フィットネスブームで増加の一途をたどるパーソナルトレーナー。1対1の細やかな指導で人気を得ている。個人で活動するトレーナーは多く、大手フィットネスジムとは違って宣伝手段はSNSがメイン。トレーナーのSNSには、ジムでの指導風景などの動画があふれている。
同じくSNSを駆使するあるアカウントによる投稿が今、物議を醸している。3月上旬、Xで女性トレーナーを名乗るアカウントが投稿を開始。投稿のなかには、1000万回のインプレッションを超えるほど注目を浴びたものもある。
「アカウント自体は2024年12月に開設されていますが、投稿は3月から突然始まりました。なぜこれほどのインプレッションを記録したかというと、女性は胸部がざっくりと空いた、あまりに露出しすぎのウェアを着用していたり、自身の体を利用者に密着させる謎の指導を行う様子の動画をアップしていたからです。
たとえば、3月16日には《実際のパーソナル風景です》として、ジムの中で男性利用者にバーベルベンチプレスのアシストをする動画をアップ。しかし、女性はなぜか男性の顔が自身の胸に埋もれるような体勢で指導しているんです。
その後も、腹筋をおこなう男性が起き上がる際に彼女の胸に顔が当たっていたり、バーベルベンチをする男性の顔に彼女がまたがってアシストしたりしている動画などを、すべて《実際のパーソナル風景》として連投。Xでは議論が沸き起こりました」(スポーツ紙記者)
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実際、X上では、
《アダルトコンテンツならそういう表示をしてください。まともに仕事したい人の足を引っ張らないように》
《本気で筋トレしたいならこんなとこ通わない》
《風営法とか大丈夫なんやろか?知らんけど》
と批判的な声があがっていた。
彼女のプロフィール欄には、「T168・110(K)・59・120」とスリーサイズが表記されている。下心をくすぐるためのものだろう。
そして3月19日、新たな展開を迎えた。
「彼女は突如、《【警察から連絡がきました】私のパーソナルジムで行うサービスについて、警察より連絡がありました。風営法に接触するとの見解らしいですが、これから詳しく捜査に入るようです。今後のことについては明日の投稿で説明しようと思います》とポストしたのです。
その5時間後には、取り調べの結果、《活動を停止することになりました》と発表したうえで、《これからのことは...今夜20時みなさんに話したいと思います》と投稿しました」(同前)
さらに翌日、彼女がXで発表したのは、利用者が性的な画像や動画を販売できるサービス「Fantia」への登録のススメだった。
彼女のパーソナルトレーニングを受けるため、連絡先として記されているLINEに登録したという都内在住の男性はこう語る。
「興味本位で友達登録してみたところ、自動メッセージで『パーソナルの問い合わせが多くて、数カ月待ちになりそうです』と連絡が来ました。
さらに彼女が“活動停止”を発表した後は、
《パーソナルの活動ができなくなって、悲しい思いをしましたがピンチはチャンスだと前向きに考えて...今日から、オンラインパーソナルを始めていこうと思います》
と報告があり、続けて
《そして、せっかく始めるなら皆さんにも応援してもらいたいと思って...私自身、初めての写真集を無料でプレゼントします!!》
と、Fantiaに誘導されました。写真集そのものは無料のようですが、それ以外のコンテンツを観るためには、4980円のプランと、9800円のプランに入ることを求められます。正直、パーソナルトレーニングなど一切やっておらず、最初からこのFantiaに誘導するための“釣り”アカウントだったのではないかと疑ってしまいますね」
本誌は、真相を確かめるべく取材を申し込んだが、期日までに返答はなかった。SNS事情に詳しいネットライターはこう語る。
「こうした宣伝手法は、真摯に利用者と向き合っているトレーナーからすれば決して気持ちのいいものではないでしょう。もし実際には指導していないのだとすれば、虚偽の情報で人を集めるというやり方は悪質です。本来はプラットフォーム側がこうしたアカウントを監視したり、注意を与える必要があるはず。しかしながら、いわゆる“インプレゾンビ”と同じで、いたちごっこの状況なのでしょう」(ITライター)
話題になればなんでもいいという考え方なのか……。