「お前より芸人の金の価値のほうが重い 」HIKAKIN“金の価値”騒動に粗品が持論“YouTuberアレルギー”に賛否分かれる

 

「俺にとっての1億のほうがもっと重いから」

 

　3月14日、“お金の価値”について語り、物議を醸していた売れっ子YouTuberのHIKAKIN。「HIKAKINにとっての1億なんて俺の1万円くらいとしか思ってないんだ」というコメントについて、冒頭のように返したHIKAKINだが、今度は人気お笑い芸人がかみついたようでーー。

 

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「そもそもの発端は、HIKAKINさんが普段視聴者からコメントなどで寄せられる意見に反論した動画の内容です。HIKAKINさんは、『“お前の100万円なんて、どうせ100円くらいだろ”っていう奴！　全然違うのよ。これだけは、ああそうだね、とは絶対に言えないね』と語り、『どんだけ稼ぐのにきつかったか。命削ってるっつーの！』と反論し、話題になりました。

 

　HIKAKINさんは動画のコメント欄にも

 

《下積み時代から手取り13万で2年で100万貯金してるから稼ぐ大変さ、お金の重みを知っている自信がある。そしてその感覚は今でも変わらない》

 

　と投稿しています。HIKAKINさんは、YouTubeで成功したからといって、一般人と金銭感覚がズレているわけではないと、強く主張したかったようです」（芸能記者）

 

　これに噛み付いたのが、かねてから、何かとYouTuberを敵視している霜降り明星の粗品だ。3月17日、自身のYouTubeの恒例企画『1人賛否』の最後の話題として、この件を取り上げた粗品は、

 

「まあ僕もね、言うてもこうYouTubeでお金を稼いでる人間の1人ですから。まあYouTuberではないですけども、この『俺にとっての1億のほうがもっと重い』、いや、そらそうやで。わかるでHIKAKIN！ お前、なんも間違ったこと言ってない。お前はいつも正しいよ」

 

　と、まずはHIKAKINを擁護。直後に「ただぁ！」と切り返すと、

 

「ほななんでM-1優勝直後の令和ロマンに1500万円相当のプレゼントできるん？」

 

　と投げかけ、2025年1月に、『M-1グランプリ』2連覇を果たした令和ロマンにHIKAKINが、総額1500万円のプレゼントをしたことを「筋が通ってない」と疑問視。HIKAKINにとっての1500万円の価値が軽いと指摘したうえで、

 

「頭おかしいし、芸人にリスペクトないよ、それ。どういう意味？　嫌な社長やん、それ。芸人がいちばん嫌いやで」

 

　と語り、さらに語気を強めて、

 

「ハッキリ言うとくぞ。お前と、お前のリスナー間の金の価値の主張は知らんけどやな、お前より芸人の金の価値のほうが重いからな。お前のやってる仕事で何が命削ってるやねん、どアホ」

 

　と、痛烈に批判したうえで「金の価値でそんなに人にマウント取りたいんやったら、ハッキリ言うけど、それは芸人のほうがえらいよ。だって、お前、YouTuberやもん」

 

　と勝ち誇った顔で語り、動画を締めた。いつになく厳しい口調の粗品の意見に、X上では、

 

《粗品がHIKAKINに対して相当キレてた　目が笑ってなかった　少し気持ち分かる》

 

《これはマジでそうだわ、間違いなくHIKAKINの思っている金の価値は軽い》

 

　など、粗品に共感する声もある一方で、

 

《粗品、ヒカキンはやめておけ。宮迫とは訳がちがうぞ》

 

《個人的にはヒカキンは面白くないけど、案件がくる人望とビジネス力、才能がある。運だけではなかなかあそこまで成功しない》

 

《何かなぁ僻んでるようにしか見えん　軽かろうが重かろうが、使いたい所で使ってるだけじゃん》

 

　など、粗品に批判的な声もあがるなど、賛否を呼んでいる。

 

「HIKAKINさんは、そもそもの動画で『稼ぐ価値を知っているから、（自分は）むしろケチ』だとしたうえで、YouTubeの視聴者が増えてきたころに、毎日、『餃子の王将』に行けるようになり、さらに、週1で『牛角』や回転寿司に行けるようになったころが、いちばん幸せだったと語っていました。このHIKAKINさんの言葉自体に嘘はないのでしょう。

 

　一方の粗品さんは、2024年4月に『酒のツマミになる話』（フジテレビ系）に出演した際、『YouTuber、おもんないっすよね』と発言。専業YouTuberへの対立姿勢を明確にしています。また、2024年5月にはニッポン放送『霜降り明星のオールナイトニッポン』のなかで、『YouTuberの中でもトップクラスでおもんないほうちゃう？』とHIKAKINさんを名指しでディスるなど、専業YouTuberをあまりよく思っていないことは明らかです。今回『1人賛否』で見せたマジな感じのトーンは、こうした“アレルギー”が現れた形といえるかもしれません」（芸能ジャーナリスト）

 

　どんな価値であれ、大金があるだけ羨ましいものだ。