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【また?】ハチ公取り上げたフジ特番「2021年9月のVTRを再編集」…背景に“ネタの枯渇”と“制作費削減”か

番組MCを務める蛍原徹
3月26日放送の『世界の何だコレ!?ミステリーSP』(フジテレビ系)の内容が波紋を呼んでいる。主人が亡きあとも待ち続けたと言われる忠犬ハチ公の物語が紹介されていたのだが、過去にも同じ内容を繰り返し放送していたことで視聴者からツッコまれる事態に発展しているのだ。
この日の番組開始から1時間過ぎ、「今から90年前の3月、あの有名な犬がこの世を去った。渋谷駅の待ち合わせ場所としても有名なハチ公」というナレーションで始まったハチ公の物語。
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番組では約200人の関係者に取材し、ハチ公の生涯を調べてきた学芸員の証言を紹介。またドラマパートには橋本マナミが「ハチ公の生涯を見守る八重子」役で出演した。
だが実はこの内容、2021年9月に同番組で一度放送され、さらに2022年12月にも「番組開始から約7年!今も記憶に残る謎SP」というタイトルで再放送されたもの。つまり今回が3度目の放送となる。
物語が始まった約30秒後、画面の右上に「2021年9月に放送したVTRを再編集しております」という但し書きが小さく表示されていたが、視聴者からは厳しい声が噴出した。
《何で前にやったハチ公の話しまたやっているの? フジテレビ製作費ないから?》
《またハチ公?3回くらい見たよ?》
《もうやるもん無くなったんかな?》
など疑問が多く寄せられたのだ。
「VTRの最後に、一応“新事実”が加えられていました。昭和9年にハチ公の銅像が建設された2~3か月後、ある小学生がハチ公像を撮ろうとやって来たところ、本物のハチ公もその場にいたことから、銅像、そしてそのモチーフとなったハチ公という奇跡の2ショットを撮影。その写真が一昨年見つかったということで公開されていました」(放送作家)
だがテレビ関係者によると、同番組でのネタの“再利用”は常套手段だという。キー局のテレビディレクターは話す。
「ネタの枯渇に加えて制作費削減の流れが加速し、『使えるものは何度でも使う』という姿勢が当たり前になっているんです。SNSの反応を見ると、視聴者もある程度の再放送は許容しているようですが、それが当たり前になってしまうと、不満がたまるのでしょう」
これでは、視聴者離れを食い止めるコンテンツは生めないと思うが……。