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市原隼人「檸檬堂」CMに“恐怖”感じる声殺到『べらぼう』で見せた“迫力演技”さながら、4年越しで熱量十分の“レモンサワー愛”

素顔はまったく怖くない市原隼人
3月11日から全国での放送が開始した、日本コカ・コーラのレモンサワー「檸檬堂」の新CMが、話題になっている。
「檸檬堂は、2019年に本格販売された日本コカ・コーラ初のアルコール飲料で、俳優の阿部寛さんが居酒屋の“店主”を演じ、長くCMキャラクターを務めていました。
今回、商品自体が『新・二代目檸檬堂』としてリニューアルされたこともあり、CMも“二代目店主”として俳優の市原隼人さんが登場しています。
CMは、市原さんの持ち味を生かした、男の色気が強い内容に仕上がっているのが特徴で、阿部さんの時代の“イケオジ店主”という雰囲気からガラリと変わりました」(芸能記者)
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この新CMは、テレビでも続々と放送されている。ただ、意外にもXでは《檸檬堂のCMの市原隼人もめちゃくちゃ怖い》《市原隼人の目がガンギマリしてて怖い》《檸檬堂CMの市原隼人 おもしろ怖い 圧!》と、市原の迫力に気圧される視聴者の感想が多く聞かれている。
「これには現在、出演しているNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(以下、『べらぼう』)の、市原さんの演技も関係しているかもしれません」(同前)
喜多川歌麿、葛飾北斎、曲亭馬琴らを世に送り出した江戸期の版元・蔦屋(つたや)重三郎を主人公に、横浜流星が主役を務める『べらぼう』。
市原は当時“吉原一の花魁”といわれた小芝風花が演じる「瀬川」を1400両で身請けした鳥山検校(とりやまけんぎょう)を演じている。
検校は、当時の視覚障がい者に与えられた最高位の官位で、鳥山は幕府の許しを得て高利貸を営み、多額の資産を築き、金の力で瀬川を手に入れた。
「市原さんは、2月23日の放送回から登場したのですが、坊主頭で強烈な存在感を示しており、またその迫力と色香が漂う演技力に、視聴者から絶賛する声が出ています。
検校を表す演出のためか、『べらぼう』での市原さんは目を見開きつつ、目の前の相手とは別の方向に視線を向けるような演技を見せます。その迫力に、多くの視聴者がネットなどで『美しい』と同時に『怖い』『ぞっとする』という感想を寄せているのです。
檸檬堂のCMでも、一心不乱にレモンをおろし金ですりおろす市原さんの“目ヂカラ“をクローズアップする場面が多く、『べらぼう』での熱演を連想する人が多いのではないでしょうか」(同前)
じつは、市原と檸檬堂には“浅からぬ縁”があった。スポーツ紙記者はこう話す。
「レモンサワーが大好きな市原さんは、以前から檸檬堂の大ファンを公言しており、2021年ごろには自身のInstagramで、檸檬堂を飲む動画をストーリーズにアップしていました。《完全にハマってしまった》とのメッセージも添えられ、かなり愛飲していたことがうかがえます。
そのため、CMの撮影でも演技に対する熱量が非常に高く、相当、気合が入っていたそうです。撮影時のインタビューなどでも、檸檬堂が好きなことについては“ガチ”だとたびたび話しており、4年越しのラブコールがかなったと言っていいでしょう」
“口当たりがいい”だけでは評価されないのは、役者もレモンサワーも一緒なのかも。