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芳根京子の新ドラマ、舞台は「日本海軍」なのに「ロシア新鋭艦」の画像使用で物議…フジテレビも「確認不足」と謝罪

2025年は2クール連続でドラマ主演する芳根京子(写真・皆川拓哉/2025年)
ラインナップが出そろった4月の新ドラマ。このなかで注目を集めているのが、ドラマ『まどか26歳、研修医やってます!』(TBS系)から連続で主演を務める芳根京子だ。
「芳根さんはこれまで “地味顔” と言われ、同世代の今田美桜さんや広瀬すずさんに比べると少しマイナーな印象でしたが、いまや飛ぶ鳥を落とす勢いです。
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地道に演技を続けてきたおかげで、演技力は抜群、現場スタッフの評判も上々です。4月24日スタートの漫画原作のドラマ『波うららかに、めおと日和』(フジテレビ系)でも主演が決まり、ついに主役級の女優として開花したという印象です」(芸能記者)
だが、この『波うららかに、めおと日和』の公式Xにアップされた予告動画が物議を醸している。
ドラマは昭和11年(1936年)を舞台に、芳根演じるピュアで恋愛に奥手なヒロインが、海軍将校と結婚して始まるハートフルラブコメディ。だが、予告編に登場する軍艦の艦影イラストは、原作に登場する「高雄型重巡洋艦」ではなく、なぜかロシア軍の最新鋭艦なのだ。
インターネット上では《なぜロシア軍?》《時代考証は、どうなっている》と批判が飛び交っている。
軍事ジャーナリスト・世良光弘氏が、こう話す。
「防衛関係者や歴史に詳しい方が見ればひと目でわかりますが、これはロシア海軍の新鋭艦・ステレグシュチイ級フリゲートです。
2月にロシア太平洋艦隊の同級2隻が対馬海峡を通り、東シナ海に航行。海上自衛隊は、ミサイル艇・おおたか、P‐1哨戒機を出して警戒監視にあたりました。
この状況下で、栄誉ある高雄型重巡洋艦の画像を使わず、ロシア海軍の艦艇を使うとは、本当に驚きました」
本誌がフジテレビに質問状を送ったところ、《イラスト作成時、参考にさせて頂きました素材の確認が不足しておりました。以後、確認態勢を徹底させて頂き、制作を進めて参ります》と回答があった。
船出には細心の注意が必要だ。