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ダウンタウン「大阪万博」開幕2週間前にアンバサダー辞退…突貫工事で準備すすめるも “いまだ中身が不明” の呆れた現状

「ダウンタウン」の松本人志と浜田雅功
4月13日の開幕まで、いよいよ2週間を切った大阪・関西万博。開幕前からトラブル続きなうえ、世論調査では75%もの人が「行きたいと思わない」と答えるなど、この後に及んでもなお、おそろしく機運が盛り上がっていない。
そんななか、ついに「ダウンタウン」が万博の公式アンバサダーを辞退することが、3月31日、吉本興業から発表された。
「ダウンタウンの2人は、2017年に万博誘致のアンバサダーに就任。2020年に万博の開催決定を受け、PR役の公式アンバサダーに就任しました。
ところが、2023年12月、松本人志さんが週刊文春に報じられた性加害疑惑の余波で、現在に至るまで不在が続いている状況です。そんななか、2025年3月10日には相方・浜田さんが、体調不良による一時休養を発表。2人のアンバサダーとしての先行きを疑問視する声があがっていました」(芸能担当記者)
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ダウンタウンのアンバサダー辞退に、X上では、
《昨年の段階で「ダウンタウン」としては無理と分かっていたはず。万博側はどうにかなるとか思っていた?》
《なんか、発表、遅かったね。この維新の万博、トドメを刺された感じやね》
《いまさらですけどみんなそう思ってました》
《大阪万博の盛り下がり方は異常 誰が幸せになっとんの》
など、呆れた声が殺到する事態となっている。
「芸能活動休止中の松本さんは、万博アンバサダーの辞退を発表していなかったことから、一部では、大阪万博をダウンタウン復帰の場とする見方もありましたが、これで復帰案は完全に消えました。
ただ、吉本興業がダウンタウンのアンバサダー辞退を発表した今も、万博公式サイトのアンバサダー紹介ページには2人の笑顔の画像が掲載されています。
いずれにせよ、開催時期から逆算して、新たなアンバサダーをお願いするなど、対応はできたはず。今回の万博の “残念さ” を象徴する出来事のひとつですね」(同)
アンバサダー以外にも問題は山積みだ。
「そもそも、工事が間に合うのか、という問題があります。今月4~6日には約11万人が参加するテストランをおこないますが、参加国が自前で建設するパビリオンの約半数は、工事の遅れから参加できない状態です。
つまり、開催直前まで工事が終わらないわけです。『しんぶん赤旗』によると、工事現場は24時間態勢の突貫工事となっており、休日出勤や残業は当たり前、という過酷な状況だそうです。それでも間に合わないという声もあるほどですから、危険な状態です。
そもそも、ダウンタウンの2人がいたところで、紹介する “中身” がないと広報のしようがありません。現時点で前売り券は目標にまったく届いていませんが、それもそのはず。何が見られるのか、まったく伝わってきませんからね。すべてが後手後手なんですよ」(同)
そもそも無事に開幕できるのやら……。