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フジ「中居トラブル」報告書に記された “隠ぺい理由” に猛非難! 性暴力を「プライベートな男女トラブル」扱いの “ずれ” 体質

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記事投稿日:2025.04.01 16:45 最終更新日:2025.04.03 21:27
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
フジ「中居トラブル」報告書に記された “隠ぺい理由” に猛非難! 性暴力を「プライベートな男女トラブル」扱いの “ずれ” 体質

中居正広のトラブルに揺れるフジテレビ

 

 3月31日、元「SMAP中居正広の「女性トラブル」をめぐる騒動について、フジテレビジョン(以下、フジテレビ)とフジ・メディア・ホールディングスは第三者委員会による調査報告書を発表し、記者会見をおこなった。

 

 その内容をめぐって、またしても批判を集めている。

 

 今回の報告書では、中居から被害を受けた女性Aさんが、フジテレビの元アナウンサーであることが明かされ、一連のトラブルが起きた経緯も記載された(※以下、アルファベット表記は報告書の呼称に基づく)。

 

 

「第三者委員会は394ページに及ぶ報告書を提出し、役職員アンケートの結果や社内ハラスメント事案に関する報告も記載されるなど、かなり踏み込んだ内容でした。

 

 報告書には、2023年6月2日に、女性が中居さんの自宅マンションを訪れたところ、中居さんの性暴力による被害を受けたことを認定したと記されています。中居さんが女性を執拗に誘い出す生々しいメールのやりとりも公開され、波紋を呼んでいます」(スポーツ紙記者)

 

 1月27日におこなわれた10時間を超える “ロング会見” では、フジテレビが一連のトラブルについて、社内共有していなかった疑いがもたれていた。

 

 今回の調査によって、トラブル把握後の対応の詳細が明らかになった。

 

「2023年6月6日、アナウンス室長のE氏が、デスクで突っ伏しているAさんに気づいて声をかけ、トラブルについて把握し、女性管理職のF氏と相談し、事案が共有されることになりました。

 

 Aさんの仕事の調整や体調のケアをおこなった後、E氏は同年7月13日に上司であり、編成制作局長のG氏に報告。しかし、G氏はコンプライアンス推進室に報告しなかったのです」(芸能記者)

 

 G氏は、コンプライアンス推進室に共有しなかった理由に関して、報告書には《コンプラに報告すれば大ごとになったと思う》《情報が漏れやすい会社なので、女性Aが好奇の目で見られるかもしれないという恐怖しかなかった》と、記載されている。

 

 ただ、Xでは、社内共有がおこなわれなかったことに関して、

 

《極めてセンシティブな問題だの、被害者のためにも触れてはいけない感じだっただのと、都合よく言ってたけど、どこをどう見たってお前らが会社ぐるみで隠蔽してただけなうえに、そういうことが起きてしまう土壌が最初から形成されてた、って報告書じゃないか》

 

《コンプライアンス室に話をあげなかった理由の一つの一節に、『CXは情報が漏れやすい会社なので』てフレーズがあって、「お、おう…」となった》

 

《フジテレビ情報渡したら秒速で外に洩れるエグい社内になってんのか 密告が奨励されてるヤバい会社なんか?》

 

 など “隠ぺい” に邁進した理由に対して、呆れ声やフジテレビの体質を批判する声が多く見受けられる。

 

「中居さんのトラブル発覚後、Aさんの働くアナウンス室の上司に共有されたものの、編成制作局長からコンプライアンス推進室に伝えられなかったことが明らかになりました。G氏は、Aさんが社内で好奇の目で見られるリスクを理由にあげていたものの、大ごとにしたくない気持ちがあったのではないかと見る人も多かったのでしょう。

 

 また、今回の調査では、港浩一社長、多田亮専務(いずれも当時の肩書き)、そして編成制作局長のG氏の3人が、2023年9月上旬、トラブルへの対応を協議したものの、“プライベートな男女間のトラブル” と判断し、コンプライアンス推進室への共有すら検討しなかったことも明らかになっています。

 

 改めて、フジテレビの一般企業とずれた感覚に不信感を抱く人が出るのも無理ないでしょう」(前出・芸能記者)

 

 フジテレビが、中居の問題をめぐって会見をおこなうのは、今回が3度めとなったが、失った信用を取り戻すのは難しそうだ。

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