
2002年4月にスタートした『行列のできる相談所』。明石家さんまは2012年以降、スペシャル回にMCを務めるのが恒例に(写真・本誌写真部)
長年第一線で活躍してきたスターたち。リタイアしたり休養を余儀なくされる中、あの「3人」は未だ揺るぎない存在感を示し続けている。
「今年最大の衝撃は、中居正広さんの引退ですね。アイドルグループ・SMAPのメンバーから、超大物司会者へと成り上がった中居さんですが、元女子アナウンサーへの性加害問題が発覚し、自ら芸能界を去る決断を下し、あっけなく退場してしまいました。
【関連記事:オリラジ中田敦彦「BIG3」批判に「炎上商法」と呆れ声…直近では “松本人志” にも牙を】
また、コンビとしての活動が完全に停止しているのがダウンタウンさんです。松本人志さんは2024年1月、週刊誌報道により活動休止を表明。『裁判に注力したい』と吉本興業に申し入れ、同年11月に訴訟が和解したものの、復帰は未定のままです。そして本人が明言していた新しいプラットフォームを通じての復帰も、いまだに実現していません。さらに、追い打ちをかけるように浜田雅功さんも今年3月から体調不良を理由に休養入り。2人揃って公の場に現れる日は遠のく一方です」(芸能ジャーナリスト)
そんなダウンタウンのかつて“犬猿ライバル”とされたとんねるずは、2018年に30年続いた『みなさんのおかげでした』(フジテレビ系)が終了。さらに4月3日、石橋貴明がYouTubeで食道がんを公表した。本人は「この病気に必ず打ち克って復帰いたします」と語っている。
テレビ界の大物らがさまざまな事情で姿を消す中、驚異的な存在感を放っているのが「お笑いBIG3」と呼ばれるスーパー大御所のビートたけし、タモリ、明石家さんまだ。
「78歳のたけしさんは2022年、13年半務めたTBS『新・情報7daysニュースキャスター』を、『後期高齢者になって体力がなくなった』ことを理由に卒業。また昨年3月、27年ストーリーテラーを務めた『奇跡体験!アンビリバボー』(フジテレビ系)を卒業していますが、現在も『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)や『世界まる見え!テレビ特捜部』(日本テレビ系)のレギュラー2本を元気にこなしています。
また、79歳のタモリさんは4月5日から『ブラタモリ』(NHK)の新シリーズがスタート。2008年から放送されてきた人気番組で『何事もなかったかのように、普通に始まります』と淡々としたコメントを寄せています。
さんまさんは69歳になるが、『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)など複数の番組を抱え、精力的に活動を続けている状況ですね」(前出・芸能ジャーナリスト)
どうしてBIG3はここまで活躍を続けていられるのだろうか。放送作家は「BIG3の強さは、揺るがないオリジナリティと時代に合わせた自己変革の両立にあります」と分析する。
「たけしさんは早い段階から監督業に進出していますし、論客として政治的発言も辞さない姿勢で、芸人やタレントの枠を越えた最強の立ち位置にいます。タモリさんも『ブラタモリ』で新境地を開拓し、F3(50歳以上女性)、M3(50歳以上男性)の年配層の支持も厚い。ノースキャンダルというのも支持される所以でしょうね。
一方のさんまさんは若手との共演で常に新鮮さを保つなど変化し続けている。それでいて替えがきかない唯一無ニのキャラクターを持ち合わせています。テレビ業界で“大御所”として支持される人物は数多くいますが、その実情はかなり違う。もちろん、健康であり続けることができたという点も大きいでしょうね」
世代交代が進む芸能界で、「BIG3」は今なお輝き続ける生きるレジェンドなのだ。