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モノマネ芸人・りんごちゃん、お笑いに目覚めたのは小学生のとき…金八先生のモノマネ「はい、おはよう!」で大爆笑

4月2日放送の『巷のウワサ大検証!それって実際どうなの会』(TBS系)に、モノマネ芸人のりんごちゃんが出演。「人間は1日1kg以上、3日連続で太り続けることができるのか?」を検証する企画に体を張って挑んでいました。
りんごちゃんは同企画について「見てよ、この体~私たちの。日々増加増加。この検証、逆に大丈夫ですか? 私たち1日1kgどころじゃないくらい増えちゃうかもしれないけど」と、検証結果を予想していました。
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一緒に検証をお願いされたスイーツ好きで知られるプロレスラー・真壁刀義さんは「まかせとけよ。おぉ、まかせとけ」と自信満々。真壁さんのコメントを聞いたりんごちゃんは「なんか(真壁さんの)マネしたくなる。『まかせとけよ』」と野太い声を出して周りを爆笑させていました。
りんごちゃんといえば、かわいい高い声で「スターティン!」と言って、大友康平さんの男らしい声マネでHOUND DOGの曲を歌う、いわゆる『ギャップモノマネ』でブレーク。真壁さんのモノマネもプロレスラー独特の低くてしゃがれた声とのギャップから生まれた笑いです。
筆者は、以前、モノマネについて、りんごちゃんにお話を伺っています。りんごちゃんが『ギャップモノマネ』をやり始めたのは小学生の頃だと言います。
「そのころは計算でかわいくしていたというより、もともと小さいときから『かわいくいたい』という気持ちは、今と変わらなくあったんです。
それで、小学生高学年からガラガラと扉を開けて教室に入って金八先生のモノマネで『はい、おはよう!』ってやったらみんな『ワァー!』って笑ってくれて。それが楽しかったです。
モノマネ以外だと、ビックリしたときに(低い声で)『うわぁ!』と驚いて、もう一人の私が出たことでみんなが笑ってくれたり(笑)」
プロのモノマネ芸人になってからの変化は。
「基本的には、やっていることは変わりなかったんですが、以前はネタを始めるときに『スタート!』と言っていたのを『スターティン!』とかわいくしたり、大友康平さんのモノマネのときにマイクスタンドをガンッと下げたりとか。それをやった瞬間にウケ具合も変わり始めました」
徐々にモノマネをブラッシュアップさせていったりんごちゃん。なかには偶然の産物もあったそうです。
「スタンドマイクを下げたのも、実は考えてやったんじゃないんですよ。マイクスタンドの長さを調整するグリップがたまたま緩んでて、モノマネをやってたら下がっていっちゃったんです。そしたら、自然と股を開く姿になっちゃって(笑)。
あと、大友さんのキーはすごく高くて、私には歌えないんですよ。だからモノマネのときに大友さんより4つキーを落としているんです。
そしたら、おのずとよりワイルドで男らしくなって、りんごちゃんからのギャップも生まれたんです」
りんごちゃんの芸は、自身のキャラクターとのギャップをどれぐらい作れるかが肝になっています。
首に鎖をかけたワイルドな風貌の真壁さんも、『スイーツ好き』というキャラクターのギャップがウケています。『ギャップ』って、エンターテイメントには欠かせない存在だということがよくわかりますね。