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池松壮亮主演のNHKドラマ撮影中に“鼓膜損傷”事故発生…安全管理は“意外な大物俳優”の「制作会社」が担当

池松壮亮が主演するNHKドラマで事故が起きた
4月7日、NHK広報局は《NHKスペシャル 終戦80年ドラマ撮影現場での事故について》と題した報道資料を発表し、京都府京丹波町のロケーション施設で事故が起こったことを公表した。
2025年4月2日午後7時40分ごろ、NHKスペシャル 終戦80年ドラマ『シミュレーション〜昭和16年夏の敗戦〜』の撮影で、戦場シーンで準備していた音と煙を出すための火薬を使った装置が、撮影前に誤って作動する事故があった。
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撮影現場の安全管理を担当していたのは制作会社「リキプロジェクト」。
同社によると、この事故で周辺にいたアクション専門の出演者5人が、耳鳴りなどの症状を訴えて病院で診察を受け、このうちの1人が左耳の鼓膜の一部を損傷する怪我をしたという。
このドラマは、猪瀬直樹のノンフィクション作品『昭和16年夏の敗戦』を原案にして、主人公である「総力戦研究所」の研究員・宇治田洋一役を俳優の池松壮亮が演じ、日本映画界の旗手・石井裕也監督が初の戦争ドラマに挑んだ作品だ。2025年8月に放送予定となっている。
芸能記者が言う。
「安全管理を担当していた制作会社リキプロジェクトは、俳優の竹内力さんが1997年に設立した会社です。設立当初は、竹内さんを含む俳優さんたちのマネジメント業務をおもにおこなっていましたが、2015年からはマネジメント業務から撤退し、映画やテレビ番組の制作プロダクションとしての業務を行っています」
竹内は2021年12月、本誌のインタビューで、それまで明かしていなかった自身の怪我の後遺症と「映像作品の製作」についての思いを語っていた。
後遺症の影響で「人よりも元気でいられる時間は短いと思っているんだよね」と話した竹内は、「映画は何本も製作中だし、出演する予定もあるよ。ただこの年だから、出たいと思える作品だけ受けているんだ」と打ち明けていたのだった。
かなりの“大型作品”の制作に携わっていただけに、事故の発生が悔やまれる……。