
元「HiHi Jets」の髙橋優斗(写真・時事通信)
《安全面の観点から運営サイドとも協議のうえ、やむを得ず中止という判断に至りました。楽しみにしてくださっていたすべての皆さま、本当に申し訳ありません》
4月9日、元「HiHi Jets」の髙橋優斗が自身のXで、プロ野球・横浜DeNaベイスターズの試合後におこなうはずだったトークショーが、中止になったことを謝罪した。
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「小学2年生から高校まで野球部に所属し、大の“ベイスターズファン”を公言する髙橋さんは、この日おこなわれた巨人戦の始球式に登場しました。試合後、グラウンドでのトークショーを予定していましたが、入場口付近で混乱が生じたため、警察の判断により開催は危険と判断され、中止に至ったのです」(芸能記者)
髙橋はSTARTO ENTERTAINMENT(以下、STARTO社)の「ジュニア」グループ「HiHi Jets」のメンバーとして活動していたが、2024年10月にSTARTO社を退所。現在はスイーツブランド「横浜バニラ株式会社」の代表取締役CEOを務めている。
ジュニア時代から高い人気を誇っていただけに、今回のイベントにも多くのファンが集まったようだ。それが中止と判断されるほどの“混乱”とはどういったものだったのか――。
Xでは、現地で当日の光景を目撃したと思しき来場者から、一部始終を語るポストがなされている。
《ゆうぴのトークショー人多すぎて警察来たし、門締められてめちゃめちゃ怒鳴られて怖かった》
《全部この流れを見ていたわけではないんだけど もう酷かった。無理矢理トークショー決行でゲート開いてたら多分大事故になってたと思う》
《この状況じゃ中止も当然 開場した瞬間に将棋倒しだよ》
といった具合いに、かなりの“密集”状態で、髙橋のファンが押し寄せていたようだ。
「SNSでは、髙橋さんのファンと思われる女性たちが、入場口付近に大挙して押し寄せる動画が拡散されています。制止する警備員の怒号が飛びかうなど、ものものしい空気に包まれていたようです。さらには、数名のファンが開場前のゲートを“強行突破”したとも伝えられています」(前出・芸能記者)
こうした混乱もあり、DeNAファンからだけでなく、髙橋のファンからも、一部の“暴走ファン”に苦言が呈されている。
プロ野球の試合がおこなわれる球場でのトークショーと、スポーツに関連したイベントで“タレント目当てのファン”の行動が問題視される事態になったが、旧ジャニーズ事務所時代から、たびたびスポーツイベントでのファンの行動は非難されていたという。
「V6や嵐、NEWSなどが大会のイメージキャラクターを務めた『バレーボールワールドカップ』でも、ファンのマナーが問題視されたことがありました。観戦の際、顔写真が入ったうちわやペンライトを持ち込んだり、試合中にプレーと関係ない場面でタレントの名前を呼んで騒いだりするなど、ライブのノリを持ち込んでしまう人がいたのです。
ただ、ファンの多くは自分の応援するアイドルのため、お世話になっている現場に迷惑をかけないことを心がけている人がほとんどです。今回も、試合そっちのけで髙橋さん目当てに来場したファンは一部だったと思いますが……」(テレビ局関係者)
事故が起きかねない“危険状態”を作ってしまっては、応援どころではないだろう。