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ローランド 休業の「ミュゼプラチナム」会員への“救済措置”発表も物議を醸した中身…自身も美容業界で“苦戦”の過去

4月12日、実業家のROLAND(ローランド)が、自身のInstagramを更新。休業を発表していた大手脱毛サロン『ミュゼプラチナム』の既存会員に対して、救済措置を取ることを発表した。
ミュゼプラチナムは、2024年12月頃から従業員に対して給料未払いになるなどの経営の危機的状況にあったとされ、3月22日から4月20日までの約1カ月、全店舗を一時休業すると発表。この状況に、3月末で退職する従業員も後を絶たなかったようだが、今回それに対して、ローランドが手を差し伸べることとなった。
「ローランドさんは今回、自身のインスタグラムのリール動画をアップ。『業界の一員として何かできることはないかと色々模索をしまして』と考えた結果、彼の運営するレディース脱毛『LACOCO(ラココ)』で、ミュゼ既存会員に向けた医療脱毛を3回まで受けられるという救済措置を取ると明かしたのです」(芸能プロ関係者)
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動画公開後、リールのコメント欄には、彼のファンや、ミュゼ会員であるという人たちから賞賛の声が集まったが……。
「ローランドさんが経営していた美容クリニック『RBC REAL BEAUTY CLINIC』は、2024年12月に横浜院が閉院、2025年1月31日をもって新宿東口院が閉院しているんです。自身のYouTubeでもその理由について語り、事業の中でも“順調なもの”、“順調ではないもの”があり、その中でクリニックは年間数億単位の赤字があったそう。競合他社との競り合いに負けることとなったと悔しさを滲ませコメントしていました。
Xでは、ローランドさんが美容業界で“苦戦”した過去を指摘する声が散見されます」
美容業界の厳しい状況に、自身も身を置いていたローランド。ここでの救済で、自身も起死回生を図る戦略なのだろうか。前出・芸能プロ関係者はこの救済措置について本音を語った。
「医療脱毛は、エステ脱毛より威力の強い機械を扱えるため、回数が少なくてすみます。とはいえ、利用者によっては今回の救済措置の“3回”で脱毛しきれない、という人もいるはずで、その場合4回目以降は別途コースの購入が必要になる可能性もXでは指摘されています。
救済とはいえ、ローランドさんも会社として新規顧客を取り込める機会と見たのかもしれません。経営者としての“嗅覚”は健在のようです」
ミュゼプラチナムの休業により、施術を受けられていない会員にとっては朗報かもしれないが……。