
4月から始まった『Golden SixTONES』(番組公式サイトより)
4月13日、バラエティ番組『Golden SixTONES』が放送された。ゲストにタレントの坂上忍が登場したが、番組内での彼の発言が物議をかもしている。
「坂上さんが登場する前の番組冒頭、SixTONESメンバーは『怖そう』と坂上さんへのイメージを語っていました。今回はそんなイメージを払拭し、坂上の幼少期からの歩みを振り返る『愛すべきヤバいやつ!坂上忍テスト』と題した企画がおこなわれました」(テレビ局関係者)
2歳で子役デビューし、天才子役として名を馳せた坂上。当時、タレントとしては“天使の笑顔”が代名詞とされていたが、プライベートではその印象は激変。“西荻窪の悪魔のしーちゃん”と呼ばれるほど、イタズラ好きだったことが明かされたのだ。
「地元の同級生が数人、インタビューに答え、坂上さんの幼少期を語ったんです。そのエピソードには、美術室にある先生用の大きな絵の具を友達の髪にぶちまけ『金髪じゃん』と笑っていたことや、仲のいい友達を掃除用具入れにいれ、階段から転がしたことなどが明らかになったんです」(同前)
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進行役を務めていた藤森慎吾は、「フォローできない!」と思わず言葉を出すほど困惑。悪ふざけが過ぎるエピソードにスタジオも凍りついていたが、その放送を見ていた視聴者も驚愕し、Xでは拒否感を抱く声も聞かれた。
《坂上忍いじめと何が違うん?》
《悪魔しーちゃんってなんだよ。普通にいじめっ子じゃん》
《全然笑えないしドン引きだし、このご時世にやめてくれーと思ってしまった》
時代錯誤な“壮絶イタズラ”エピソードは、多くの人がドン引きすることとなった。坂上の大物感漂う過去エピソードは、いままでも話題に上がることはあった。しかし、SixTONES初の冠番組の2週めということだけあって、その視聴者層との価値観の相違は否めなかったのではないかと、前出・テレビ局関係者は指摘する。
「番組内では、次々と過去の坂上さんの素顔が明かされていくたび、その破天荒ぶりにスタジオからも悲鳴があがっていました。タレントたちによるフォローも、逆に“ヤバさ”を助長しているようにも見えました。
SixTONESのファン層は、坂上さんよりずっと年下が主体です。昭和時代ならば、こうしたイタズラも一種の“武勇伝”としておもしろがられたかもしれませんが、いまの20代、30代からすれば、問題視される内容です。こうした視聴者の反応や価値観を考えず“面白エピソード”と考えた制作サイドにも、疑問が寄せられています」
“笑えない”バラエティ番組となってしまった。