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【広末涼子、異例の早朝釈放】看護師との示談成立で急転、直前まで「取材対応いっさいなし」と情報も錯綜

釈放時の広末涼子(写真・保坂駱駝)
「朝6時ごろ、浜松西署の署員たち20人ほどが一斉に署内から出てきて、警備や交通整理を始めました。報道陣は10人前後しかいない早朝でしたが、急に慌ただしくなった。送迎車と思われる黒の高級バンも到着していました。ついに広末さんが釈放されるのだとわかりました」
そう語るのは、現地で取材を続けてきた報道関係者だ。人目を避けたかったのか、広末は朝6時20分に浜松西署から釈放された。広末は、黒の上下の服を着て、署の正面玄関に現れた。少々やつれた表情で深々と一礼、安心した様子で会釈したのち、迎えの車に乗り込んだ。
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4月7日、新東名高速道路で追突事故を起こし、搬送先の病院で37歳の女性看護師の足を蹴るなどしてケガを負わせ、傷害容疑で逮捕された広末涼子。送検後は10日間の勾留が認められ、捜査がおこなわれてきた。
「静岡県警は、広末さんがなぜ事故を起こしたのか、なぜ病院で傷害事件を起こしたのか、違法薬物の影響があるのではないかとして、自宅への家宅捜索、本人への本格的な薬物検査を実施してきました。しかし、違法薬物の痕跡はなかった。
さらに、ケガを負わせた看護師との示談が成立して、被害届を取り下げることになったため、これ以上、勾留する理由がなくなりました。4月15日には示談が成立したとの情報が流れたため、本人が釈放されるのではないかとの情報が一斉に流れたのです。
当初、広末の弁護士の話として、『釈放されても取材対応はいっさいしない』という情報が報道関係者の間で飛び交っていました。だから、16日になって、一礼だけでも取材に応じたことには驚きました。
方針を一転したのは、違法薬物使用の疑いが晴れたことで、“堂々と” 出ていけるようになったためだと思われます。
それでも、午前6時20分という早朝に署を出ていったのは、マスコミからの注目を逃れたかったという狙いがあったのは間違いないでしょう。この時間の釈放はかなり異例ですからね」(同)
浜松西署を出た広末は、14時現在、都内の自宅に戻ってはいないという。傷害事件については示談が成立したものの、静岡県警は事故については危険運転致傷容疑で引き続き任意の捜査を続けることにしている。
広末の公式サイトは《精神的に不安定な状態がみられた》として今後慎重に治療と健康回復に努めるとした。復帰はしばらく時間がかかりそうだ。