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藤岡弘、が愛娘との“初共演”舞台後に見せたファンへの“神対応”! 娘にも受け継がれた“ヒーローの精神”

全身黒ずくめのスタイルで娘の舞台を観に訪れた藤岡弘、
4月9日、全身黒色コーデに身を包んだ“ヒーロー”が、東京・銀座にある『博品館劇場』から出てきた。俳優の藤岡弘、だ。集まったファンに対し、藤岡はにこやかな笑みを浮かべてーー。
この日、開幕したのは、舞台『ZIPANGU〜遥かなる路〜』。主演は藤岡弘の長女で女優の天翔愛だ。
「この舞台は、愛さんと藤岡さんの“親子舞台初共演”なんです。藤岡さんは79歳という年齢を考慮してか、映像出演のみとなっていますが、愛娘の初主演を祝して参加を決めたそうです。
妖怪と人間をテーマにした舞台は、愛さんが演じる伝説の竜族の後継者・昇竜が天上界にいる間に、地上界とジパングが妖怪に支配されてしまったことで、平和を取り戻すために、ジパングへ帰還する物語です。藤岡さんは、愛さんに3人の弟子を与え、帰還への手助けをおこなう天聖太子という役。愛さんを導くふたりの親子関係が投影された作品なのです」(芸能記者)
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そんな2人の思いが詰まった作品の初日、娘の活躍を見るために劇場を訪れた藤岡は、上演終了後に関係者口から姿を現した。その様子を見ていたファンは、藤岡の行動をこう語る。
「ふだんの藤岡さんは、サイン対応をしないことで有名なんです。それだけに、集まった15人ほどのファン全員に、笑みを浮かべてサインを書いていたのには驚きました。それも、79歳とは思えない力強い筆圧でした。愛娘が、主演舞台の初日を無事に終えて、ホッとした気持ちもあったのでしょう。快く応じてくれた握手からも、熱気が伝わってきました。最後のひとりとガッチリ握手をかわすと、沿道に駐車していた車に乗り込みました」
その5分後には、娘の天翔も現れたが、こちらも父親ばりの“神対応”を見せた。
「最初は、スタッフが『あまり時間ないから……』とファンを牽制していたのですが、父親の背中を見てきたかのように、全員にサイン対応をしていました。生写真を持参したファンには『うれしいです!』と自然体で対応していた印象です。親子初共演の記念日を祝福するファンに一礼して、藤岡さんの待つ車に乗車して、一緒に帰っていきました」(同前)
藤岡といえば、1971年に放送された『仮面ライダー』で仮面ライダーとなる本郷猛を演じ、以来、“国民的ヒーロー”として活躍してきた。
「現在は4人のお子さんを持つお父さんであり、4人とも藤岡さんが立ち上げた芸能事務所に所属して活動しています。藤岡家そろってのイベント出演も多く、2024年にはメイクブランド『KATE』のアイブロウCMにも出演するなど、活動の幅を広げています。
お子さんたちは、藤岡さんのことをとても尊敬しているそうで、愛さんも舞台出演時の『サンスポ』のインタビューで、藤岡さんに演技について最初に相談したと言い、
《父が演じる天聖太子は神で、私はその存在を敬い、自分もそうなりたいと願う弟子の役なんですね。普段の私が父に対して持っている尊敬している部分だったりとか、そういうのがそのまま舞台の役に持ち越した感覚ですね》
と、お父さんへの思いを語っているんです。今回のファン対応も、まさに藤岡さんの“芸能人としての姿勢”が受け継がれたということでしょう。
藤岡さんは、どんな相手にも礼儀を尽くし、丁寧に接することで有名です。小さいころからその姿を見てきた愛さんにとって、ファンへの対応は当たり前だったのではないでしょうか。この人気ぶりからしても“藤岡弘、の娘”という枠から飛び出し、ひとりの女優としてすぐに活躍できそうです」
“ヒーロー”も、その娘も神対応なのだ。