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松本若菜主演の新ドラマ、SNSで飛び出した“照明が暗すぎる”問題 フジテレビ“苦境”が影響した可能性を指摘する声も

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記事投稿日:2025.04.17 19:00 最終更新日:2025.04.22 14:38
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
松本若菜主演の新ドラマ、SNSで飛び出した“照明が暗すぎる”問題 フジテレビ“苦境”が影響した可能性を指摘する声も

ドラマ『Dr.アシュラ』(フジテレビ系)で主演を務める松本若菜

 

 4月16日スタートの新ドラマDr.アシュラ』(フジテレビ系)の“演出”に、戸惑いの声が広がっている。

 

 同作は女優・松本若菜が主演を務める医療ドラマで、帝釈総合病院救急科のスーパー救命医・杏野朱羅(あんのしゅら)の活躍が描かれる。第1話から、いきなり命の瀬戸際をさまよう患者の救命劇が描かれ、松本演じる朱羅の凄腕ぶりが存分に描写された。

 

 

「院内の当直室で仮眠をとっていた朱羅が、突如、目を開けて『来る!』と立ち上がると、心肺停止の女性の救急要請の電話がかかってきます。朱羅はそれを受け入れ、そのままERで懸命に心臓マッサージ。ところがその最中、今度は銃撃を受けたヤクザの組長が、子分たちに担ぎ込まれてきます。同時に2つの命を救わなければならないという、波瀾の展開から幕を開けました」(ドラマライター)

 

 だが視聴者は、ドラマのストーリーそのものよりも、あるポイントに違和感を覚えたようだ。X上ではこんな声が。

 

《病院こんな暗さで大丈夫?》

 

《病院内なんであんな暗いの??電気代削減??》

 

《ERがあんなに暗いのはリアリティなさすぎ》

 

《院内なんであんな暗いの?節電?廃病院設定なのか》

 

 そんな批判が相次いでしまったのだ。原作は、2015年から2016年にかけて『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)で連載された、こしのりょうによる同名コミック。フジテレビの事前のプレスリリースでは「原作の世界観を大切にしつつ、連ドラとしてオリジナル要素も加える」と発表されていたが……。

 

「原作では緊迫した医療描写はあっても、院内はきちんと明るく、読者が状況を把握できる作品になっていました。ところが今回のドラマでは、処置室が異様に薄暗く、無許可の裏手術がおこなわれるような雰囲気。キャストの顔も最初、誰かわからなかったレベルです。病院というより“ホラーセット”だとささやかれています」(民放キー局関係者)

 

 この暗さは終始、変わらず、最後のシーンまで貫かれた。なぜここまで照明を落とす演出にこだわったのだろうか。

 

「原作では漫画ということもあって、やや荒唐無稽な展開もあります。それをドラマでそのままやろうとすると、どこか“薄っぺらい”印象になってしまうのです。そうしたところを極力、抑え、重厚感や神秘性、非日常感を演出したかったのかもしれません。

 

 さらに言えば、明るくすればするほど、その分、セットの作り込みや小道具の精度が求められます。最近のフジテレビのことですから、予算やスタジオの制約もあり、粗い部分を見せないために暗くしたのではないかという声も業界では出ています」(同前)

 

 暗すぎて、逆に注目されてしまったということか。

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