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フジ「ドラマ主題歌ランキング」1~3位は超有名 “敏腕プロデューサー” 作品…ヒット連発で出世するも「中居問題」で無念の失脚

『東京ラブストーリー』制作発表(1990年、左から江口洋介、有森也実、鈴木保奈美、織田裕二、千堂あきほ)
4月17日に放送されたバラエティ番組『この世界は1ダフル』(フジテレビ系)が話題となっている。この日の企画は「1万人に聞いた伝説のドラマ主題歌ベスト20」で、フジテレビの過去の名作ドラマを名シーンとともに振り返る2時間特番だった。
番組内では『ロングバケーション』『踊る大捜査線』『ひとつ屋根の下』などの名シーンが次々と紹介され、Xでは
《今回のまじで刺さった 最高ラインナップ ほぼリアタイしてきたドラマに記憶に残る主題歌…もう最高過ぎた》
《ロンバケがサイコーすぎる 何回観ても泣ける 山口智子さんの髪型ずっと真似してた》
などの反響が続々。『やまとなでしこ』『白線流し』などもトレンド入りした。
トップ10は以下のとおり(ドラマタイトルと主題歌)。
1位『東京ラブストーリー』「ラブ・ストーリーは突然に」
2位『101回目のプロポーズ』「SAY YES」
3位『世界で一番君が好き!』「今すぐKiss Me」
4位『素顔のままで』「君がいるだけで」
5位『白鳥麗子でございます』「負けないで」
6位『誰かが彼女を愛してる』「世界中の誰よりきっと」
7位『ロングバケーション』「LA・LA・LA・LOVE SONG」
8位『振り返れば奴がいる』「YAH YAH YAH」
9位『愛という名のもとに』「悲しみは雪のように」
10位『ひとつ屋根の下』「サボテンの花」
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だが、このランキングには、こんな意見が……。
《上位3作品は大多亮じゃないか!》
《101回目のプロポーズの平均視聴率は23.6%、最終回視聴率36.7%!そしてプロデューサーは大多亮。当時はこんな良いドラマ作ってるのにな、何であんなことに》
《ドラマをヒットさせて亀山千広さんや大多亮さんなどが、フジテレビのお偉いさんになっていったんですよね》
《フジテレビの主題歌の番組見てたら、こんなにも感動的なドラマを作ってた奴らが糞で今フジテレビをぶっ壊したと思うと複雑な気持ちだわ》
「ランキング1~3位、そして9位と10位のドラマのプロデューサーは大多亮氏です。1980年代から90年代にかけて、主に月9枠で次々と大ヒットドラマを生み出し、出世街道を駆け上がりました。
2012年にフジテレビの常務取締役になり、2024年には関西テレビの社長に就任。しかし、中居正広氏による性加害問題の第三者委員会報告書の発表を受け、4月4日に関テレ社長を辞任しています」(芸能記者)
大多氏は、中居氏の女性問題が起きた2023年当時はフジテレビの専務取締役で、問題の対応にあたっていた。報告書では《性暴力への理解を欠き、被害者救済の視点が乏しかった。適正な経営判断を行うための知識や能力が不足していた》と指摘されている。
番組は、フジの黄金時代を築いた大多氏への “はなむけ” だったのだろうか――。