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板垣瑞生さん 死去から発見まで“空白の1カ月”に寄せられる悲痛の声…期待の俳優に何が

亡くなった板垣瑞生さん
4月17日、俳優の板垣瑞生さんのInstagram ストーリーズ上で、親族が《俳優・板垣瑞生が不慮の事故により逝去いたしました》と発表した。この投稿によれば、板垣さんはかねて精神疾患に苦しんでいたという。
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「板垣さんは10歳のときに渋谷のハチ公像前でスカウトされ、2014年、映画『闇金ウシジマくん Part2』で映画デビュー。同時期にはボーカルダンスユニット・M!LKのメンバーとしてアイドル活動もしていました。
2015年には『花燃ゆ』でNHK大河ドラマに初出演。2020年にはNHK連続テレビ小説『エール』に出演し、同年の『麒麟がくる』の森蘭丸役で2度目の大河出演も果たしました。
今後の活躍が嘱望される、期待の俳優だったのですが……」(芸能担当記者)
だが2024年3月に、それまで所属していた芸能事務所を突如退所した。2024年11月には自身のInstagramで、精神状態の悪化により入院していたことを発表した。投稿によれば、同年1月頃から精神的に非常に不安定な状態になり、不眠や拒食等の症状が出始めたという。
事務所を退所した後は、ゲーム実況にチャレンジするなど、復活への道を歩んでいるはずだったのだが……。
板垣さんの訃報に、俳優仲間からも悲痛の声が相次いでいる。2022年に公開された映画『君が落とした青空』で共演経験のあるTravis Japanの松田元太は18日、自身のInstagramのストーリーズを更新し、《また一緒にお芝居しよーっていったじゃーん》《悲しいし辛いよ》など、追悼の言葉を並べた。朝ドラ『エール』で共演した窪田正孝も、自身のInstagramのストーリーズで《瑞生 どうか安らかに ご冥福をお祈りします》と投稿した。
そして今、板垣さんの遺体が発見された経緯が判明しつつある。
「TBSの報道によると、今年の1月末に《行方不明者届》が出されていたということです。遺体が発見されたのは3月中旬。東京都内の屋外だったようです。
しかし、実際に亡くなったのは2月上旬頃とみられています。遺体には外傷もなく、事件性は認められないとのことでした。亡くなってから発見まで、“空白の1カ月”があることになります」(同前)
Xではファンから、死亡時から発見時までの時間経過に思いをはせる、悲痛な投稿が飛び交っている。
《板垣瑞生くん、1ヶ月も発見されなかったのか。。かわいそうに…寒かったろうよ…》
《まさかの2月上旬 発見されるまでに何があったんだ。。》
《まって、1ヶ月以上遺体見つかってなかったの?冬とはいえめちゃくちゃ腐敗進むから家族とかも顔合わせできるレベルじゃないだろうな…なんて残酷な終わり方》
期待の俳優として、あまりに寂しすぎる最期だった。