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【大阪万博初日ルポ】オープン前日から行列、駅のホームは大混雑“ミャクミャクのコスプレ”来場者も

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記事投稿日:2025.04.18 19:35 最終更新日:2025.04.22 14:30
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
【大阪万博初日ルポ】オープン前日から行列、駅のホームは大混雑“ミャクミャクのコスプレ”来場者も

2025年4月13日に開幕した大阪万博

 

 4月13日、ついに大阪・関西万博が開幕した。ただ、ここに至るまでの道のりは険しいものだった。

 

「開幕までに工事が間に合うのかという問題が最後までつきまといました。実際、4月4~6日におこなわれた約11万人が招待されたテストランでは、参加国が自前で建設するパビリオンの約半数が工事の遅れから参加できないという状態でした。

 

 ほかにも、当初は約1250億円とされていた建設費が倍近くまで膨れ上がったり、工事現場で爆発事故がおこったり、会場の目玉である『大屋根リング』の必要性に疑問の声が寄せられたりと、トラブル続きだった印象です」(社会部記者)

 

 

 幾多もの困難を乗り越えて開幕に漕ぎつけたわけだが、実際に内部はどうなっているのか、初日に本誌は潜入した。

 

 あいにくの雨模様だったが、オープンを待つ人々で朝早くから長蛇の列ができていた。ミャクミャクのぬいぐるみを持ったり、日の丸の帽子を被ったりと、思い思いの格好をして並んでいる。スタッフの方から『走らないでください』『ゆっくり歩いてください』といったアナウンスがされていた。

 

 8時54分になると、来客の熱気が雨雲を押しやったのか、雲の切れ間から青空がのぞく。それでも気温は低く、風は冷たい。9時ちょうどに開門されると、来場者らは手荷物検査を通過してお目当てのパビリオンに駆け込んだ。すると、会場内でミャクミャクのコスプレで会場内を闊歩する男性を発見。広島から来たという川本智也さんに話を聞くことができた。

 

「この万博のために5日前から大阪の友人宅に泊めてもらってました。万博は初めてです。この格好は今朝したのですが、並び始めたのは昨夜の7時からです。6番めでしたね。パビリオンの予約はしてないので、会場内をグルグルと回ろうと思います。ところで2億円のトイレって、どこにあるんですか(笑)」(川本さん)

 

 11時を過ぎてくると、大屋根リングの上には大勢の人が集まり始めた。そう、ブルーインパルスの飛行を見ようと待ち構えているのだ。大屋根リングに上がるエスカレーターは列ができるほどの混みよう。ところが12時ごろ、悪天候によって飛行中止が告げられた途端、人々は落胆し、一帯は大きなため息が聞こえてきそうなほどだった。

 

 飲食の値段はやはり高め。炒飯1500円、ラーメン1600円、カレーうどん1300円、ピザ1800円。それを見越してか、おにぎりを持参した家族も見られた。また、会場内のコンビニで買い物をする人もいたが、入店するのに並び、会計に再び並び……。買い物をするのも一苦労だ。

 

 降り続く雨と冷たい風の影響か、昼を過ぎると帰宅する人も増えてきた。やはり駅は大混雑。ホームに降りるだけでも、相当な時間を要した。

 

 開幕から約1週間。インドを含む4カ国のパビリオンは、内装が未完成のため開館に至っていない。不安材料が残る大阪万博だが、無事に最後まで走り抜けられるのか……。

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