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Snow Manの国立ライブに「看板タレント」2人参戦の“事務所総出”サポート…「稼ぎ頭」が活動休止“内部分裂”のなか明るい兆し

目黒蓮らを擁する「Snow Man」
4月19日と20日に、9人組アイドルグループ「Snow Man」が東京・国立競技場でライブを開催した。多くの観客が足を運び、大盛況となったが、彼らの所属事務所「STARTO ENTERTAINMENT(以下、STARTO社)」の力の入れようがうかがえて──。
2020年にCDデビューしたSnow Manは、2025年1月でデビュー5周年を迎えた。アニバーサリーイヤーに、大舞台に立つことになった。
「旧ジャニーズ事務所時代から通算しても、過去に国立競技場でライブをおこなったのは、2014年に閉鎖された旧国立競技場時代も含め、SMAPと嵐の2組だけでした。Snow Manはわずかデビュー5年で『国民的グループ』と称された2組に並ぶ形になったのです」(スポーツ紙記者)
Snow Manの歴史に新たな1ページが加わるとあって、多くのファンが国立競技場を訪れた。9人の先輩たちも、彼らの勇姿を見守りに来たようだ。
「初日の19日にライブを訪れたファンのレポートによれば、嵐の松本潤さんと櫻井翔さんが見学に訪れていたそうです。松本さんは、今回のライブのステージ演出の監修を担当したことを、Snow Manが初日公演終了後の取材で明らかにしました。
2日めには、木村拓哉さんと元KAT-TUNの亀梨和也さんがステージを掃除する“モップ隊”として参戦し、SNSで話題になりました。木村さんはInstagram、亀梨さんはXで、Snow Manのライブを訪れたことを報告しています」(芸能記者)
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木村と亀梨といえば「SMAP」や「KAT-TUN」のなかでも“顔”といえる存在だった。まさに看板タレントも稼働する“事務所総出”でSnow Manの国立競技場ライブをサポートしたようだ。
Xでは、
《事務所総出の様子を見てSnowManここまで来たんだ、国立って簡単に立てる場所じゃないんだ(当たり前)って改めて実感した》
《キムタクと亀ちゃんも、監修に携わってくれた松潤も そういう繋がりって本当に有難いし大切なものだよなぁとSnowMan愛されてるなぁと感じたとき、すっっごく嬉しくなる》
《後輩の祝うべき大きいステージがあれば駆けつけ何か盛り上げ要素をつくる先輩方がいて久しぶりにファミリー感を感じられた》
など、事務所内の絆に感動する声があふれている。
「旧ジャニーズ事務所時代から、STARTO社の所属タレントは事務所内での交流が深く、お互いのライブを見に行くことはこれまでもありました。ただ、木村さんは自身のソロライブを後輩が見学することがある一方、彼らのライブを訪れるのはめずらしい印象です。
しかも、“モップ隊”での参加だったので、新鮮に映ったのでしょう。また、松本さんは2024年5月、亀梨さんは2025年3月でSTARTO社を退所しています。すでに、事務所を辞めたタレントが後輩のライブにかかわるのも異例のことです」(前出・芸能記者)
SMAPやTOKIO、嵐など、旧ジャニーズ時代から多くの人気グループを輩出してきたSTARTO社。ただ、事務所の“稼ぎ頭”をめぐって、苦難に見舞われてきた。
「2016年末にSMAPが解散し、後を継ぐかに見えた嵐が2020年末でグループ活動を休止。休止から5年経ちますが、依然として活動再開の行方は不明です。2018年には、端正な顔立ちで“王道アイドル”として、旧ジャニーズJr.時代から期待されていたKing & Prince(以下、キンプリ)がデビューし、グループ、個々で知名度を高めていきました。
しかし、2023年に平野紫耀さん、岸優太さん、神宮寺勇太さんの3人がグループを脱退し、事務所も退所。3人は滝沢秀明さんの芸能事務所『TOBE』に移籍し、Number_iとして活動しています。残った永瀬廉さんと髙橋海人さんは2人でキンプリを継続する“内部分裂”の事態になりました。
事務所を支えるグループが活動を休止したり、メンバーが脱退したりするなか、Snow Manは目立ったトラブルもなく、着々とステップアップし、国立競技場に立つまでになったのです。STARTO社や先輩が全力でサポートするのもうなずけます」(前出・芸能記者)
Snow Manが、STARTO社の“大黒柱”に近づきつつある。