エンタメ・アイドル
橋本環奈、朝ドラ後初の主演ドラマ「粗雑キャラ」の“パワハラ気質”に視聴者デジャビュ…『おむすび』から一転、コミカル演技も定評

『天久鷹央の推理カルテ』に主演する橋本環奈
4月22日、橋本環奈が主演を務めるドラマ『天久鷹央の推理カルテ』(テレビ朝日系)の第1話が放送された。橋本にとって初めての医師役となるが、その言動から“ハマり役”と見る視聴者も多いようだ。
ベストセラー作家・知念実希人氏による同名の小説をドラマ化した同作は、本格医療ミステリーをうたっている。橋本演じる主人公・天久鷹央(あめく・たかお)が、身の回りで起こる説明不能な現象を天才的頭脳で解き明かしていく物語だ。
「天久は、卓越した知能と記憶力を持ちながらも、自閉スペクトラム症を抱えており、人の気持ちを読み取れず、ほかの医師とトラブルを起こしてしまいます。彼女が働く病院に、三浦翔平さん演じる内科医の小鳥遊(たかなし)優が赴任し、2人はバディを組むことに。
小鳥遊は、主人公とは対照的に人の気持ちを読み取ることに長けており、お互いの足りない部分をフォローし合いながら、病院で起こる事件を解決していきます」(スポーツ紙記者)
【関連記事:破局報道の橋本環奈 朝ドラ惨敗、パワハラ疑惑、「医大入学式」での番宣炎上と“負の連鎖”が止まらない】
橋本は、2024年後期のNHK連続テレビ小説『おむすび』で、元ギャルの管理栄養士というヒロインを演じた。
今作は、橋本にとって朝ドラ後初めてかつ、初の医師役となる。意外にもXでは、橋本が演じるキャラクターに関して、
《橋本環奈は朝ドラよりこっちの役のほうが合ってるかも》
《想像以上に面白かった。橋本環奈のハマり役と言っても過言ではない》
など、早くも“ハマり役”と見る声があがっている。一方で、
《このパワハラ気質、普段の橋本環奈のまんまじゃねw》
《天久鷹央のパワハラ具合が橋本環奈とよくマッチする》
と、演じる役柄の“パワハラ気質”と橋本を重ね合わせる声も多い。橋本は、2024年10月の「文春オンライン」で“疑惑”が報じられたからだ。
「記事によれば、橋本さんが現場マネージャーに対して、『使えねぇ』『ふざけんじゃねぇ!』などと罵倒し、これまでに計8人が辞めたと、伝えられていました。“パワハラ”をしているかのような疑惑が波紋を呼びましたが、所属事務所は記事内容を否定しています。
このドラマで、橋本さん演じる天久は、初対面の相手や患者を『お前』と呼んだり、同僚の医師に向かって『医者辞めちまえ』と言い放ったりするなど、粗雑な言動を取るキャラクターとして描かれています。
『文春オンライン』で報じられた内容が大きな注目を集めたため、今回、橋本さんが演じる役のイメージを連想する人もいたのだと思われます」(前出・芸能記者)
それ以外にも、今作の役柄と橋本の相性がいいと見る向きもあるようだ。芸能記者が続ける。
「天久は頭脳明晰ながら、運動神経が悪く、何もない場所で転んでしまったり、スキップが下手だったりというギャップがコミカルに描かれています。橋本さんは、2017年の映画『銀魂』や2018年のドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)などで見せた“コメディ演技”に以前から定評があったため、今回の役も、なじみがあると感じた人も多かったのでしょう。
『おむすび』では、震災などのテーマのなか、初めての母親役に挑戦したものの、『母親に見えない』など厳しい意見もSNSで見られました。しかし今回のドラマは、彼女の代表作になるかもしれません」
橋本の『おむすび』は歴代朝ドラで“ワースト”となる平均視聴率を記録してしまったが、今作で汚名返上なるか──。