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「売上500億円以上は確実」嵐、来春コンサートは史上最大の“解散ビジネス”に

「解散」ではなく「活動終了」。「嵐」が2026年春のコンサートツアーをもって活動を終えることを5月6日に発表したが、グループ愛がとても強いことで知られる嵐らしい表現でファンに報告した。
「嵐は、リーダーの大野智さんが『2020年を区切りにして、それぞれの道を歩んでもいいのではないか』という思いをメンバーに伝えたことで話し合いを重ね、同年12月31日に活動を休止していました。
それからおよそ4年半、5人は1年半前から『最後の形』を話し合い、今回の結論に至ったそうです。公式コメントには『これまで支えて下さったファンの皆さんに直接感謝の思いを伝えるために、私たちは、再び5人で集まり、嵐として来年の春頃に予定しているコンサートツアー開催に向けて動き始めます』とあります。
コロナ禍でファンに『直接 感謝を伝える』『直接パフォーマンスを見てもらう』ということをずっと、気にしていたのです」(芸能担当記者)
来春のコンサートツアーのチケット販売はファンクラブ優先になるようだが、気になるのはコンサートツアーの放映権やDVD販売、5人揃ってのテレビ特番など、「活動終了ビジネス」だ。
「どれほどの金額になるか想像がつきませんよ……。
SMAPが解散コンサートをしていたら、それが一つの目安になっていたと思いますが、最後のコンサートはありませんでした。これほどまでに人気のグループの解散コンサートがもたらす利益には、とにかく前例がありません。
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嵐の過去の実績を振り返ると、2019年に5大ドームツアーを行なったときは全50公演で237万人を動員しましたが、そこでの売上は200億円以上だったと聞いています。
来春のコンサートの詳細はまだわかりませんが、5大ドームでの開催は間違いなく、さらにライブ配信も行って公式グッズも大量に発売されると思いますから、500億円以上は確実でしょう」(芸能担当記者)
嵐のこれからの活動は、このコンサートだけにとどまらないだろう。すでに今年の『NHK紅白歌合戦』や、『24時間テレビ』(日本テレビ系)への出演を熱望する声がSNSには殺到している。ライブでも地上波でも、あるいはグッズなど様々な展開が用意されているとすれば、史上最大の「解散ビジネス」になりそうだ。