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熊切あさ美、ソロ歌手デビューの失恋ソングの歌詞は“ほぼ実体験”

熊切あさ美
俳優でタレントの熊切あさ美がアイドルグループ“チェキッ娘”時代以来24年ぶり、ソロとしては初となる楽曲『大嫌いだけど 大好きな人』をリリース。5月11日、プロデューサーの上木彩矢とトークショーを行い、それに先がけて記者会見を行った。
青のワンピースで登場した熊切は「聞けば聞くほど良い曲だね、って言ってもらうことが多くて。気づいたら口ずさんでいたって言われることが増えて、すごく嬉しいです」と笑顔を見せた。
歌詞は、熊切が過去に失恋した実体験に基づくという。
「失恋したときとかにいつも、歌手の方だったら、自分の歌にしてもう会えなくなった人に気持ちを伝えられるのが、かっこいいなあって、ずっと思ってました。
今回、まさか自分の歌詞を取り入れてもらえると最初は思ってなくて。(上木)彩矢さんから、自分の人生でも過去の恋愛でも何でもいいから書いて送ってと言われて、それで自分がもし歌を出せたらこういう歌詞を入れたいなっていうものを送って、使っていただきました」
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会見には上木も同席。名探偵コナンや仮面ライダーWの主題歌などの代表作を持つミュージシャンだ。
上木は「今回は(熊切から)本当にたくさんの情報をいただきましたので、ほぼその中でつなぎ合わせていって、足りない部分はお電話とか、会ったときにいろいろインタビューしました。なので、誇張はしていないです」と話し、歌詞が熊切の実体験であることを強調した。6月15日には初めてファンの前で歌を披露する予定だという。
ところでこの2人、なんとも異色の組み合わせ。上木は周囲から「熊切さんとどういう接点があったんですか? とすごくよく聞かれる」というのもうなずける。
熊切によると「歌を出したいと言っていたときに、『出してみるか』と言ってくださった方がいらして。その方が彩矢さんとお仕事で一緒になっていて、『じゃあまずは彩矢さんが作ってくださるか聞いてみよう』と、仲介に入ってくださって」話が進んでいったとのこと。最初、熊切が歌っている動画を見た上木は「何の曲を歌っているのかちょっとわからない状態で、びっくり」と歌唱力に不安を募らせた(?)そうだが、「熊切さん、すごく努力家で頑張る方なので、ひと月でばっちり、完璧になりました」と成長をべた褒めした。
会見では熊切が先日発売したフラッシュデジタル写真集についても触れ「今回は女性が観てもいいなって思うようなグラビアに仕上がっていると思います」とアピール。
現在の恋愛については「いまはちょっと長い休憩中です。でもいついい人が現れるかわからないので、常に準備をしています。ただ結婚願望はないんですよ。一人に慣れすぎてしまって、誰かと一緒に生活をするというのが想像できなくなっています。でもやっぱり一人でいるのは寂しいです」と話したが、新たな『大好きな人』が現れるのはいつか?
写真・木村哲夫