壇蜜『あさイチ』出演も体調心配する声…1年前は本誌直撃に「少しずつ元の暮らしに」と前向き姿勢

 

　5月21日放送のNHK『あさイチ』に、タレントの壇蜜が出演した。

 

　この日のテーマは「就職氷河期世代」。1980年生まれで44歳の壇蜜は、就職活動で30〜40社を受けたものの就職できなかったという経験を語った。テロップでは「2003年大卒後 料理の専門学校に通い和菓子工場で勤務 3年で失職し冠婚葬祭の専門学校にも通学」という経歴が紹介された。

 

　氷河期世代の不遇を “自己責任” だとする風潮があったことについて、壇蜜は「他人のせいにするのはみっともないことだって、刷り込まれていた。（自分は）人間が向いてないんじゃないかなっていう考えにまで至った」と、当時を振り返った。

 

　また、自己肯定感が低く、助けを求めることができない世代だという話題では「自分が助けるに値する人間なのかも自問自答してしまう。どうしても『助けて』という自信がなかった。いまも『助けて』って言うのが苦手です。あと、『助けられませんよ』と拒絶された経験、助けてもらえなかったんですよ、という経験も伝えていきたい」と語った。

 

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　この壇蜜の言葉に、Xでは

 

《「助けてもらえなかった」壇蜜さんの言葉が重い、氷河期世代の現実》

 

《壇蜜さんの言葉が一番しっくりきた。就職氷河期世代の棄民が声を上げられなかった現実があったのだし》

 

《壇蜜さんほんと、ほんと、ほんとにそれ…それなんよ》

 

　と共感する意見が多くあがっている。だが、それと同時に目立つのが

 

《壇蜜さん顔が白い。体調大丈夫かしら》

 

《壇蜜さん…お痩せになった？心配》

 

　と、体調を心配する声だ。

 

「壇蜜さんは、2010年にグラビアデビューし、一世を風靡。2019年には漫画家の清野とおるさんと結婚しました。しかし、2023年4月、体調不良で休養することを発表。2024年1月にはブログで2度入院していたことを明かし、《きっと長いこと付きあう病気だと覚悟はしています》と綴っています。

 

　また、2024年3月には、所属事務所が破産。数百万円のギャラが未払いになるというトラブルにも見舞われています」（芸能記者）

 

　当時、本誌記者がサウナ終わりの壇蜜に直撃すると、「マネージャーさんから払ってもらっていないお金があるとは聞いていますけど、いままさに弁護士さんと話をしている最中なので、詳しいことはちょっと……」と言葉を濁し、自身の体調については「入院を経て、少しずつ元の暮らしに戻れるようになりました」と前向きに捉えていた。

 

　そこから1年。5月1日に更新された壇蜜の公式ブログではこう綴っている。

 

《完全に回復はしているとは言えないけど、不安で落ち込みがちだった入院中のコンディションより、今はマシ。仕事も生活も何とかできている》

 

　徐々に回復しつつあるようだ。